心理学部が圧倒的に就職に有利な理由

      2017/08/30

こんにちは!ノリです。

私は現在大学3年生で、心理学を学んでいます。

心理学を学ぶことのできる大学はたくさんあると思いますが、私は心理学部心理学科のバリバリ心理学です。実はこれだけで私の大学を絞ることができてしまうくらい珍しいんです。

そんな話はさておき、経済学部や法学部などの他の学部と異なり、心理学は一応分類上は文系ということになっていますが、科学的手法を取るため理系でもあります。

だから、文学部の中に入っていたり、人間科学という名前であったり、心理学を学ぶことができる大学の学部・学科・専攻の名前は様々です。

しかし、今回のタイトルは最もわかりやすいかと思い「心理学部」としました。

さて、これからお話しする内容はずばり

「心理学部って一般の就職厳しそうだけど大丈夫なの?」

という質問にお答えすることです!

先に結論から言うと、「大丈夫。むしろ有利だよー!」です。

ではなぜ心理学部が就職に有利なのか、これから話していきたいと思います。

 

心理学部の現実

まずは現状を知ってもらうところからはじめます。

一般的に、心理学に対するイメージ(印象)は「人の心を読める」だとか「カウンセラーになる」といったものが多いと思います。

しかし、それは誤解で、心理学では何を学ぶかという内容は以前にもお話しました。

心理学って誤解されすぎだと思う。心理学とは何かを心理学部生の私がはっきりさせる!

心理学部生はもちろん心理学を学ぶわけですが、全員が臨床心理士になるわけではありません。

むしろ、臨床心理士になる人なんてほんの一握りです。

H28 2,582 1,623 (30) 62.9 32,914 (603)

これは、日本臨床心理士資格認定協会が出した平成28年度のデータです。

左から順に、年、受験者、合格者(医師免許取得者)、合格率、累計(医師免許取得者)となっています。念のため言っておきますが、これは日本全国です。

毎年新しい臨床心理士というのは1600人ほどしか出ないのです。全国にも3万3000人ほどです。

これは多いか少ないかでいうと、間違いなく少ないと思います。そもそも、臨床心理士の資格は大学院に進まなければ取得することはできません。

学部のみでも取得が噂される公認心理師の話も出ていますが、困難な道になることは間違いないでしょう。

となると、8、9割のほとんどの人が進学以外の道に進むことになります。

だからここでは、狭き臨床心理士の門や、就職先についての話はしません。

これからお話するのは、総合職として民間企業に就職したり、心理の専門職以外の公務員に就職することです。

高校生の方は大学卒業後の進路で不安になるかもしれませんし、現に就職活動をされている大学生の方だと思い悩むことも多いみたいです。

しかし、心理学を大学で学ぶことは必ず役に立ちます。というか、役に立ててください。

 

心理学部が就職に有利な理由

人の心について学ぶということ

心理学部では人の心について学びます。仕事というものが基本的に何かしら人と関わることが必要な以上、これが有利にはたらかないわけがありません。

哲学だと、少し抽象的すぎて宙に浮いてしまいますし、経済学部ならいいかもしれませんが、お金や物のやりとりだけが人間じゃないんです(哲学も経済学も大きな意味があり、大切です)。

その点、心理学なら人の特性について学んだり、近年話題になっている心の病について知ることになり、今後一生役に立つと私は思っています。

さきほど、臨床心理士の話を少ししましたが、将来カウンセラーになりたいという明確な目標がある人だけでなく、「将来何になろうか迷っている、決めていない」という人にこそ、心理学を学んでほしいと思います。

心理学で学べることは、他人も自分も含めた人の心です。それは別に本でもインターネットでも学べると思うかもしれません。しかし、研究は常に進歩を続けており、本に書いてあることがいつも正しいとは言えません。インタネーットも、論文の読み方がまずわからなければ、正しい情報を手に入れることができません。だから、研究の最前線である大学で学ぶのです。

それが無駄になったり、就職で不利になったりということはありません。人の心が読めるというのは大げさですが、「他人の気持ちをよくわかろうと努める姿勢がつく」のは事実だと思います。

そもそも大学は就職予備校ではなく、学びに行くところです。確かに就職のサポートの一面はありますが、大学には理論や法則を見つけに行く場だと思っています。それも以前お話したので詳しく知りたい方はこちらもどうぞ。

学問って何?の続き!大学に行く意味ってあるの?と思う方へ

 

普遍性がある

人の心を扱うということは、当然普遍性があるということです。ロボット相手に仕事をして、一切人と関わらないという場合でも、売り物を買ってくれるのは人であったり、作った製品を利用するのも人です。面接官も人ですよね。たぶん。

だから人の心についての知識は業種、職種関係なく、どこでも通用します。

この、「どこでも通用する普遍的な力」は多くの企業が求めているものであり。採用したい人でもあります。企業が採用したい人も、「コミュニケーションがとれる人」を第一に挙げていることが多いですし。

もっといえば、心理学部で学んだ人の心についての知識は、仕事だけではなく日常生活でも生きますし、心理学の対象は人なので、テーマはそれこそ無数にあります。

就職活動や新人研修のときよく聞くであろう「社会人基礎力」とも呼ばれる力は、心理学を学ぶことでも身につけることができます。その話は別の記事でしようと思っています。

 

現在学んでいる方はぜひ意識を

心理学はただ意識せず学ぶだけでも十分な力はつきますが、それだけでは本来の半分ほどしか大学で心理学を学ぶメリットを生かせていません。

大学で学んで何がわかるかというと、「役に立つことを学ぶ」のではなく、「学んだことを役立てる」という視点です。

高校までは答えのはっきりした問題を解いてテストでただ高い点数を取るだけでよかったので、そのようなことは考えなかったかもしれません。

だからこそ、大学に入ってはじめて思うわけです。特に人間について学んでいる心理学部生は「役に立つ立たないはその人の意識の問題なんじゃないか」って。

実際そのとおりです。世の中に無駄なものなんて何一つありませんし、あるのは無駄と感じている自分だけです。

だから、就職に有利不利とかは、実は事実としてそこにあるのではなく、本人がどう意識してつなげてえいくかに左右されるのです。

未来を見て、点を結ぶことはできない。過去を振り返って点を結ぶだけだ。だから、いつかどうにかして点は結ばれると 信じなければならない。 ―スティーブ・ジョブズ

アップルのCEOだったジョブズはこのようなことを言っていますが、今につなげるにこしたことはありません。それができなければ過去や未来につなげるという話です。

ジョブズは大学に意味を見出せずに中退していますが、そのことを後悔する様子はなければ、中退するまでやその後もぐりとして過ごした大学生活も無駄ではなかったと振り返っています。

心理学はリアルタイムで点と点が線になる可能性を秘めています。

あくまでも、可能性です。それを確実にするには、学ぶ人の意識が必要不可欠です。

ぜひ「学んだことをどう役立てるか」を考えながらこれからの大学生活を考えるともっと充実した毎日を送ることができると思っています。

 

まとめ

この際はっきり言っておきますが、メンタリストという職業は公には存在しません。心理カウンセラーというのもネットで公開されているほとんどが嘘っぱちです。本物は臨床心理士と名乗るはずですから。そして、臨床心理士になるのは大変です。

これらを目指している方にとっては、就職は厳しいと言わざるを得ません。

しかし、そうでないなら道はたくさんあります。

その中から自分に合うところを選んで、マッチングするのは容易です。といっても、学歴フィルターがある企業はありますし、筆記で落ちて面接にたどり着けなければそもそもその力を発揮することはできません。

でも、です。逆に言えば面接まで行ければ「勝ち」です。落ちたらその企業とは合わないということなのでむしろ良かったと思いましょう。

だって、これから心理学を学ぶあなた、学んでいるあなた、学んだあなたを求めている企業なんて他にいくらでもあるのですから。

ということでどうか希望を捨てないでください(未来の自分にも向けて)。

 

日々の生活によりよいを

ノリ

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