ゲームでイライラしないために心がけたい3つのこと
2019/01/19

―「ゲームならなんでも思い通りだと思っていた」―
こんにちは!ノリです。
あなたはゲームをやっていてイライラしたことはありますか?
私はあります……。楽しむためにやっているはずのゲームが、いつのまにかストレスの要因になっているのはかなしいですよね。
程よい難易度のゲームならいいのですが、難しすぎたり、オンラインだったりするとどうしても感情が表に出てしまう人もいます。
私も以前ゲームで落ち込んだ経験や挫折などがあり、純粋にゲームが楽しめない時期がありました。
でも、そうした時期を乗り越えて今があります。
なので今回は、そんなゲームをやっていてイライラするような状況に対する対処法についてお話しようと思います。
目次です
イライラの症状
まずは現状を知ることからはじめましょう。
あなたがゲームをした後、イライラしているかどうか、チェックリストを作ってみました
- イライラしているという自覚がある
- ゲームを途中で切断したり、電源を切ってしまう
- コントローラーを投げたり、モノにあたってしまう
- 対戦相手やゲームに誹謗中傷などの暴言を吐いてしまう
- 負けると勝つまでやめられない
- 普段からイライラすることが多い
- イライラのはけ口をゲームに求めている
- 失敗や負けることがどうしても許せない
- イライラすると頭に血が上り目の前が真っ赤になる
あなたはいくつ当てはまったでしょうか?
1つも当てはまらなかった方。あなたは大丈夫です。
1つ以上あるならこの記事を最後まで読むことを強く勧めます。きっと役に立つことでしょう。
残念ながら全部当てはまってしまった方。インターネットで検索してこの記事にたどり着いたということは「良くしたい」と思っているはずなので、きっと大丈夫です。
イライラするのは感情なので病気ではありませんが、病気と同じように、診断→原因の解明→治療(対処)というステップで解消することができます。
なぜイライラするのか?
どうして楽しむ娯楽のはずのゲームが私たちにストレスを感じさせるのでしょうか。
その理由をまず考えてみます。
難易度が高すぎる
ゲームは簡単すぎても楽しくないですが、難しすぎるのも考えものです。
特に、ゲームの種類が増えて多様化した現代において、難易度というのは私たちがゲームを選ぶひとつの基準になっています。
たとえば、「敵が強すぎる」や「時間がかかりすぎる」、「何度やってもクリアできない」などです。
最初は笑いながらやっていたはずなのに、だんだんと険しい顔になって、しまいには怒り出したり、やる気をなくしたりしてしまいます。
負けたとき
ゲームの大半は勝ち負けやクリア方法が決まっています。それで失敗したり、負けたりするということがイライラの原因になっていることも多いです。
よくいませんでしたか?ピンチになるとズルをする友達。あれです。負けたくないという気持ちが善悪の判断をつかなくしているのです。
誰だって負けたら「悔しい」とか「かなしい」とか思うかもしれませんが、時には怒り出したり、落ち込んでしまう人もいます。
反応の仕方は人それぞれですが、これも大きな原因と言ってよさそうです。
ミスをしたとき
これは負ける原因や難しいことの結果でもありますが、直接イライラの原因にもなります。すなわち、失敗です。
たとえば間違えてデータを消してしまったとき、あなたは簡単に気持ちを切り替えることはできないかもしれません。
あと少しでクリアのときにミスをしたり、間違いをしたりすると非常にストレスがかかると思います。
取り返しがつく場合なら大丈夫ですが、そうでない場合はひどく沈んだり、嘆くことも多いでしょう。
ラグい・遅延がある
オンラインゲームでの遅延は本当に困ると思います。自分の腕前に関係なく一方的にやられるのが嬉しいはずがありません。
自分が無線LANを使っているなら有線にすることで劇的に良くなりますが、既にしている場合は、対処法がほとんどありません。
オフラインのゲームでも、動作が遅いとイライラすると思います。
これは次に話すロード時間の長さにもつながってくることですね。
ロード時間が長い、操作が不便
ゲームの構造として、ロード時間が長くなってしまうのは仕方のないことではあります。
しかし、あまりにも待機時間が長いとイライラすることもしばしば。
その間スマホでも触ればいいのかもしれませんが、せっかくゲームをしているのにそんなことできません。
バイオハザードの扉の演出など良い活用法もありますが、そうでなくただロードするだけの時間なら困りますよね。
また、操作が不便というのもイライラする原因になることがあります。
運営の対応が不適切
これはゲームでイライラとは少し違うかもしれませんが。
最近では家庭用ゲームもオンライン前提であることが多いですし、スマホアプリのゲームでは運営が果たす役割は大きいです。
ここでいう運営とは、ゲームのイベントを作ったり、バグを修正したり、相談に乗ってくれる人たちのことを言います。
この「運営の良さ」というのは、ゲーム自体の面白さと同じように大事なことだと思っています。
ところが、世の中には不適切な発言、対応をするゲーム運営もあります。
そのような運営のもとでは、ゲーム自体は面白いのに、運営がダメなせいでイライラするということも起こり得ます。
煽り行為、暴言などを受ける
オンラインゲームでは切っても切り離せないのがマナーの問題。
これ単体ではあまりイライラすることはないかもしれませんが、先にお話した、「負ける」、「ミス」、「遅延」などを経験した場合は酷いことになります。
相手の顔が見えないオンラインゲームでは、自分の精神状況がもろに反映されます。
イライラしているときは画面の向こうの相手が酷く醜い人に見え、自分を挑発して笑っているように見えてしまうことも珍しくありません。
相手に煽りの意図があるのかは知りませんが、少なくとも受けた側は煽りと思うわけです。
某ゲームのシャ〇ダンという行為は煽り技としてやり方の動画まであがっています。やらなくていいと思います。
また、FPSなら死体撃ちなど、マナーを欠いた行為を受けたときは侮辱と感じても仕方ありません。
全ての原因に当てはまること
今まで原因をひとつひとつ挙げてきましたが、その全てに共通することがあります。
それは、「思い通りになると思っているのにその通りにならない」という感覚です。
人生は思い通りにいかないことばかりだと知ってはいるけれど、どうしても私たちは「思ったとおりにいくはずだ」と考えて、その通りにならないときにストレスを抱えます。
特にゲームではそうですよね。私たちはAボタンでマリオがジャンプすると思っています。しかし、それがスタートボタンだったらどうでしょう。もうイライラです。
モンハン(モンスターハンター:狩猟アクションゲーム)で「あ、やられた」って思う瞬間ありますよね。自分でわかってて、どうしようもないというときはとても負担になると思います。
難易度が高いのは、「自分ならクリアできるだろうと思っていたがダメだった」ですし、
負けたときは「勝てると思っていたから」です。また、ミスをしたときは「自分はミスをしないと思っていたのにミスをしてしまった」からです。
このように、思い通りにいかないことがあると小さなストレスがどんどん積み重なってやがて大きくなってしまうのです。
ストレスの対処法
ストレスの原因がわかったところで、対処法についてお話したいと思います。
特に、ゲームは他人にやらされるものではなく自分から積極的にやるものなので、ストレスが小さいと判断しがちです。
しかし、どんなゲームにもストレスはあります。
そのため、これからお話するのは「ストレスを0にする」という方向ではありません。
ストレスがないことよりも、ストレスとどう向き合うかが大事なのです。
試行錯誤をする
どれだけ難しいゲームだったとしても、人間が作っているなら人間にできないなんてことはないはずです。
だから何度も繰り返して、できるまで挑戦し続けましょう!
大抵は少しずつ考えながらやればだんだんと上達するはずです。
動画検索をして上手な人のやり方を真似したり、攻略サイトを見てみましょう。
上達すればするほど難しさに対するストレスは減るはずなので、まずは試行錯誤で進めていくのがいいと思います。
もちろん明らかに難易度がおかしいということもありますが、あまりにもストレスになっている場合は、一旦やめるのも手だと思います。
ほめる
相手がコンピュータであっても、実際の人であっても、ほめることをすれば自分の評価を落とさずに済みます。
単に「あいつは強かったんだ」でおわるのではなく、ほめるところを探して、どんどんほめていくことで自分に足りないところもわかりますし、なぜ負けたのかにも納得がいきます。
これは余裕があるときしかできないとは思いますが、その効果は絶大です。
相手をけなすのではなく、逆にほめることで自分のプライドは保たれたまま、次への挑戦をすることができます。
完璧主義をやめる
ストレスを抱えがちな人がついやってしまうのが「何事も完全にしなければいけない」という完全主義な考え方です。
先ほど「思い通りにならない」ことがストレスの原因だという話をしました。完璧主義もこれと同じです。
ミスがない人間なんていませんし、誰にだって得意不得意はありますし、その日の調子というのもあります。
だから完璧になれないことであまり悲観的にならない方がいいです。
完璧は目指す分にはいいのですが、「目指さなければいけない」と思った瞬間、それは義務になってしまいます。
登山なら山の頂上に「登りたい」と考えましょう。山は「登らなければいけない」ものではありません。
ゲームでも同じことが言えます。あくまで楽しもうとしてゲームをやっているのですから、自由にのびのびと遊ぶのが一番だと思います。
ゲームも人生。思い通りにいかないことを楽しもう
人生は一度きり、ゲームは何度でもやり直せることから、ゲームを「なんでも思い通りの世界」だと勘違いしていた私ですが、それは違うということに気づきました。
ゲームにはそれぞれ目的や遊び方があり、それ以外のことはできません。
もっと言えば、どれだけ自由度の高いゲームでもプログラミングというルールの中でしかゲームは存在できません。
むしろ思い通りにいかないことの方が多いですし、その方が楽しいのです。
これは人生も同じ。なんでも思い通りにいく人生なんてつまらないに決まっています。
ゲームも人生もゆっくり進むからいいのです。楽しいことばかりではありません。
そのことを意識できるかどうかが、ゲームでイライラしないための大切なポイントかなと思います。
まとめ
ゲームでイライラしてしまうという経験は多くの人にあると思います。
大切なのは、試行錯誤をして、それでもできなかったら相手(対戦相手、ゲーム、敵、システム)をほめ、完璧になることをやめることです。
もしイライラしてしまったら、悪いことは言いません。一旦離れましょう。
プロの方でない限り、娯楽としてやっているのなら無理してゲームをする必要はないのです。
落ち着いて、冷静になったらもう一度戻ってくればいいと思います。ゲームはどこにもいきませんから。
ぜひとも今回の記事を参考に、ゲームと上手に付き合ってくださいね!
ちなみに、私はゲーム紹介もやっています。
ゲームは時間の無駄?
日々の生活によりよいを
ノリ