子どもがゲームをやりすぎ?楽しめばよいのです!

ゲームマインド

こんにちは!ノリです。

ゲーム歴15年のゲーム大好きブロガーです。

子供時代、ゲームを親に隠されたのがなつかしい今日この頃。

今はインターネットの世界で収入を得たり、介護士としてひとりひとりと向き合っています。

そんな私が親の立場に立って考えてみました。

今回は「親がこどもに課すゲームのルール」についてお話していきます。

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生産性がないとか

思うかもしれませんが、そうはいってもゲームは楽しいものです。

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気が付けば何時間と経っていたり、親のほうがゲームを遊んでいるなんてこともあるかもしれません。

そこで私は考えました。

「ゲームが楽しければ楽しめなくなるまでやればいい」

ということを。

一見するとゲームを無制限に遊ばせると同じ意味に思うかもしれませんが、どうかこの記事をさいごまでお読みください。

さっそく見ていきましょう!

 

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「ゲームを楽しむ」というルール

「楽しまなければいけない」という制約

親から子どもへのルールはたった1つだけ。

「ゲームを楽しむこと」というルールです。

つまり、楽しまなければいけないということです。

楽しんでいないのであればゲームをしてはいけないのです。

普段から「ゲームをやめなさい」「勉強しなさい」と言っている方なら、

たったそんなことで?と思うかもしれません。

ですがこのルールがゲームと上手に付き合うために必要なのです。

惰性で遊ばせない

このルールがあることは、「ゲームをだらだら遊ばせない」ということでもあります。

子どもに対して親のあなたが思うのは、ゲームを一切やらないでほしいのではなく、「だらだら長時間やらないでほしい」「他のこともしてほしい」だと思います。

だからこそルールを決めて、時間による制限をつくったり、勉強がおわってから遊べるようにしたりします。

しかし、たいせつなのはだらだらゲームを遊ばせないことなのです。

だらだら長時間ゲームをやっても、つかれてしまうだけです。

正直に言うと非常にもったいないです。

本人がそれで良いと言っているなら良いのかもしれませんが、どうせゲームをやるのなら楽しんでほしいですよね。

だらだら長時間何かをするのなら、漫画を読むのでも映画をみるのでもいいわけです。

ではゲームでそれをするのがなぜもったいないのかというと、

ゲームは、漫画や映画と違って「自分で選択肢を選べる」からです。

ゲームの中では何かアイテムを選んだり、ワザを選んだりとたくさんの選択肢の中から自分で選び取っていかなければいけません。

それを楽しまずだらだらやっているのであれば、ゲームである意味がないのです。

与えられた選択肢を捨ててしまうような子どもに育っていいなんてことはないですよね。

ペナルティはやめてもらうことだけ

ゲームを楽しめなかったらどうするのかというと、やめてもらいます。

それだけです。

特に何か罰があるわけでも、楽しむからといって何かいいことがあるわけでもありません。

楽しめなかったらやめる。

これを徹底するだけです!

たいせつなのは、「ゲームを無理に続ける必要がない」ということです。

ゲームだからいつも楽しいというわけではないです。

むしろゲームというものは簡単で退屈しないようにわざと難しくしてあったり、困難が待ち受けていることが多いです。

それが楽しめなければ他のことをやったほうがいいと私は思います。

「ゲームが楽しめない状態」それ自体がペナルティなのです。

ここまで「ゲームを楽しむ」というルールについてお話してきました。

これからはなぜ「ゲームを楽しむ」が効果的なのかのお話をしていきます。

なぜ「ゲームを楽しむ」が効果的なのか

自分をふりかえる機会になる

「いま、じぶんはゲームをたのしんでる?」

このように自分に聞くことで、だらだらゲームをしていないかのチェックができます。

「自分でふりかえる」というところがポイントです。

人から自分の行動についてとやかく言われても反抗してしまいがちですが、自分であれば冷静に考えることができます。

この力は「内省(ないせい)」といって社会でよりよく生きていくのに必要です。

PDCAサイクルと言えば聞いたことがある方もいるかもしれません。

ゲームを楽しめているか自分に聞くことは、このうちのC=チェックに当てはまります。

ルールがあることでこの能力を鍛えつつゲームの時間を抑えることができます。

ちょうどいい遊び方がわかる

性格が人それぞれであることはもちろんのこと、ゲームもさまざまな種類があり、その人に合った遊び方というものがあります。

「自分はいついちばんゲームがたのしいと思うんだろう」と考えることで、PDCAサイクルを回していくことができます。

またPDCAかと思うかもしれませんが、「自分にとってちょうどいい」を見つけることはとても大事なのです。

なぜかというと私たちはいま、社会のレールをただ走るだけではなく、自分が得た選択肢の中から望む未来をどんどん選び取る時代に生きているからです。

本気で楽しむことを覚えたなら、

「お母さんに言われたからゲームをやめる」「ルールで決めたからやめる」ではなく、「楽しくないからやめる」「いちばん楽しめるようにいまはやめておく」という選択ができるようになります。

これは後々の人生でも非常に大切なスキルです。

なんのためのゲームかわかる

そもそもなんのためにゲームをしているのでしょう?

考えてみましょう!

楽しむため?当然ですよね。

でも何を楽しいと思うかは人それぞれ違います。

ライバルと競争して勝つのが楽しい人もいれば、ひとりでゲームの世界に入り込むのが楽しい人もいますし、ゲームは場所だけで、友達とおしゃべりしたり同じことをするというのが楽しい人もいます。あるいはただの暇つぶしかもしれません。

たとえただの暇つぶしであっても、「暇つぶしのためにゲームをしているんだ」と自分で知っているのと知らないのとでは大きく異なります。

だったら暇じゃなければゲームをする必要がないということになりますから。

子どもがなんのためにゲームをしているかわかることは、親が子どものことをよく知ることができるというメリットがあります。

それでもうまくいかないときは

シンプルなルール1つで効果的なことがわかったかと思います。

しかし、このルールが誰にでもうまくいくかと言われたらそうではありません。

記事をおしまいにする前に、うまくいかなかったときの解決策を2つご紹介していきます。

ルールをカスタマイズする

まず1つ目は「ゲームをたのしむ。たのしめなかったらやめる」というルールをカスタマイズしていくという方法があります。

具体的には「30分ごとに自分に聞く」や「2回負けたらやめる」といった形で詳細にしていったり、「遊ぶゲームは1日1種類だけ」「怒っているのを親がみたら電源をきる」と制約を加えるのもいいと思います。

子どもの数だけルールがあります。

全ては基本である「たのしむ」をベースに、上手に機能するようなルールにしていきましょう!

NVC(非暴力コミュニケーション)を使う

それでもうまくいかない場合は、親子でのコミュニケーションが不足している、険悪なムードになっていることが考えられます。

その場合は、「NVC」と呼ばれるコミュニケーション方法をとることを強くオススメします。

言い争いにならずに、親は子に何を求めていて、子はそれにどうこたえようとしているのか知ると、ルールがちゃんと納得感のあるものになります。

頭ごなしに否定してしまうのではなく、まずは話を聞いてみましょう!

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まとめ:丁寧なコミュニケーションでお互いハッピーになろう!

ゲームをたのしむ。たのしめなかったらやめる。

このルールは非常にシンプルですが、奥が深いと思っています。

ゲームが楽しくなくなったとき、子どもはゲームとどう向き合っていくのか、そのとき親はどうあるべきなのか。

一つ言えるのは、丁寧なコミュニケーションはお互いをハッピーにするということです。

子どもの笑顔で親も笑顔になる。そのきっかけがゲームだなんて素敵だと思います。

あくまでもルールを押し付けるのではなく、子どもを一人前だと思って対等に接してあげてみてください。

スムーズに話ができてきっとびっくりするはずです。

それでは今回はこのあたりで!

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。

ここまでお読みいただきありがとうございます!

 

日々の生活によりよいを

ノリ

コメント

  1. いちお より:

    こんにちは!記事楽しく読ませていただきました!私も元々自分もゲーム好きで、今はゲーム好きな子を持つ親です。うちは単純に時間だけ決めてます。前提、ご家庭ごとにルールはあっていいものだと思っているのですが、「ゲームを楽しむこと」というルール、なるほど!奥深い!と思いました。これ、実践なさっているなら、お子さん達がどのように対応されてるかしりたいです。というのも、これって奥深過ぎて子供に重荷にならないかしら?と思ってしまったからです。楽しまなければやめなきゃいけないんですよね?一日たった数十分の楽しみの中に、常に自問自答を課されるのってなかなかタフな環境なのでは?と思ったのですがいかがでしょうか?

    • ノリ より:

      コメントありがとうございます!
      そうですね、小さいお子さんだと意味がよくわからないと思います。
      私は子どもがいないので弟(高校、大学生)に実践していますが、つまらなさそうに遊ぶのを見て残念がる程度です。
      ゲームを「1時間」や「ここまで進んだら」という形で制限するのではなく、「どれだけ満足したか」で考えることはできないかと思索した限りで、親子で上手にコミュニケーションを取ることで一方的ではないルールが生まれるのかなと思った次第です。
      ゲームをやっているとどうしても単純作業や勝ち負けなど楽しくない部分も出てきますが、そこを含めて楽しめるようにと自分自身試行錯誤中です!
      親子で良いゲームライフを送れると良いですね!

      • いちお より:

        返信ありがとうございます!
        時間で区切る、は、確かに最初こそ、もっとやりたいのにやっちゃいけない、という嫌な制限になってしまうのですが、
        どこかから、時間管理能力を持たせる、という形に変化したりして、そっちの狙いとしてはありかな、と思ってます。
        けど、飽きるまで、満足するまで、ていう視点、いいですよね!
        記事を改めて読み直しさせていただきまして、一番の本質は、ルールを押し付けるのではなく、
        子どもを一人前だと思って対等に接する親子のコミュニケーションだな、と思いました。
        また読ませていただきます!

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