【どう生きる?】就職活動で迷う人へ。

学生にオススメ

こんにちは!ノリです。

前回の「大学選び」から引き続き、【どう生きる?】コーナーをやっていきます!

このコーナーは、何か人生の重大な選択肢に迷っている方向けの記事になります。

元々一つの記事にしようと思っていましたが、人生のシーンに合わせてわかりやすい具体的な事例を作ることにしました。

言っていることはどの記事でも大体同じですが、言い方が若干違ったり、追記があったり工夫をしています。

今回のテーマは、「就職活動」です!

今活動している人も、していない人も、役に立つような情報を提供していきたいの思っています。

それではさっそく見ていきましょう!

 

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就職活動の事例

就職活動を目前に控えている大学3年生です。周りがセミナーやインターンに行っているにも関わらず、自分は「なんとなく大丈夫」だと思っていたらいつの間にか冬になってしまいました。特に夢はありませんし、正直フリーターでもいいと思っています。しかし、親が反対するため、したくもない就職活動をすることになりました。大学の時は偏差値と場所で選んでいましたが、今回は偏差値のようなわかりやすい指標がなく、勤務地も異動があり、何を基準に会社を選んでいいかが全くわかりません。どうしたらいいでしょうか?(Nさん・学生)

※フィクションです。

事例はフィクションで、特定の誰かではありません。私が自身の体験と見聞きした話から創作したものです。

さて、この人の相談のポイントを見ていきましょう。

  • 根拠のない自信
  • 親の存在
  • 何を基準に選ぶか

これらについて一つずつ解決していこうと思います!

 

根拠のない自信

人間が持つ自信(心理学用語で「自尊心」とも言います)は生きていく上で大切なものです。

その自信は、根拠や理由があるものから、ないものまでさまざまです。

今回のNさんの場合は、どうやら根拠のない自信みたいです。

テスト前になぜか自信がみなぎってくるあれです。

これが別に悪いというわけではありません。そのことも含めて掘り下げていこうと思います。

 

なぜなんとなく大丈夫だと思うのか

さて、Nさんはどのようにしてこの根拠のない自信を手に入れたのでしょうか。考えられる理由を挙げてみます。

  • 今まで色んなことで成功してきたから
  • 自分と同じような周りの人が成功しているから
  • 全く情報がないから

すぐに思いつくのはこんなところだと思います。

今まで色んなことで成功していれば、今後もなんとなく大丈夫だろうと思うのは自然なことです。

もしかしたらNさんは大学受験はそれほど大学を選ぶのにも大学に合格するのにも苦労しなかったのかもしれません。

また、「自分と同じような周りの人の成功」は、あり得そうなことです。これは逆に言えば、自分と同じような周りの人が失敗をしていれば、自分は関係ないのに自信をなくしてしまう可能性があるというとかもしれません。

最後の「全く情報がないから」は今回一番大切であり、一番危険でもあります。それについてもう少しお話しましょう。

 

知らないから言える?

日頃から情報収集をしていればなんとなく就職活動のイメージがつかめると思いますが、実際は人それぞれです。

やってみなければわからないのは当然ですし、不安になって当たりまえです。

新しいことを知ると、知らないことが次々と出てくるのはよくあることですよね。

逆に、自分の持っている情報が少ないと、どう判断していいかがわからず、自信を持ってしまう場合があります。

先ほど例に出したテスト前の自信。あれが起こる人は大抵勉強していない人です。

人によりますが、多くの人がテスト前は緊張し、勉強をすればするほどに知識の穴が見つかり不安になります。

勉強をしていない人は知らないので、テストがどのような形式で出されるのか想像のしようがありませんし、自分の実力も知りません。不安になったら勉強をしますが、不安にならず自信を持ってしまった場合はそこで歩みを止めてしまいます。

Nさんがこれに当てはまるのならば、これは早急に解決しなければいけません。

 

知ることで少しは不安になれ!

ポジティブなのはとてもいいことですが、Nさんの場合、少し不安になってきたようです。

本当に全く不安がないのなら相談しませんからね。(※フィクションです)

Nさんは会社の情報収集をする前に、就職活動がどういうものなのかをまず先に知る必要があります。

これがないとおわる!という必須のスキルは、スケジュール管理です。計画を立てるのが苦手な人でも遅刻をしていい理由にはなりませんし、自分の道は自分で決めてほしいと思います。

周りにいる人でもいいですから、とにかく他の人がどのような動き方をしているのか知り、参考にしましょう。

もともとマイペースであまり他人に影響されないタイプだと思うので特に心配はいりませんが、だからこそ少しは他人に影響されて学び得ることがあってもいいのではないのでしょうか。

インターネットだけでなく、本や対面でも情報を集めていきましょう!

 

親の存在

ここまでNさんは、どちらかというとポジティブで、不安になることが少なく、他人に影響されることがあまりないという「仮定」のもと進めてきました。

しかし、いくら他人に影響されないといっても、この情報に困らない時代に、影響を受けないということは実質不可能です。

古代ギリシャの哲学者アリストレスが「人間は社会的動物である」と言ったように、人間は単独で存在するととはできず、社会的なつながりによって生きています。

その最たる関係性が、今からお話する「親の存在」なのでした。

 

反抗する気はないけれど……

Nさんの場合、親に主張するだけの意思がないので、しぶしぶ言うことをきくという感じみたいです。

親や社会のひいたレールに乗るつもりはありませんが、自分で作るわけでもないという状態でしょうか。

なんとなくやりたいことはあるものの、説得してまでしたいことではないということです。

 

親のリソース

適度なかかわりのある親をもつNさんはとても幸せだと思います。

Nさんが実家に通っていれば生活費の半分以上は親が出しているでしょうし、下宿でも程度の差こそあれ恩恵にあずかってると思います。

フリーターで家賃含めた自分の生活費全てを賄うというなら親も反対しないと思いますが、あまりオススメはしません。

Nさんが奨学金を借りていたらまずフリーターで自立して生活していくことは難しいです。貧困に近い生活を送ることになります。

働かないと生きていけないので人生の余裕が少しもできませんし、遊んでいるお金も時間もなくなってしまいます。

もちろんフリーターと言ってもさまざまですが、大学の学費500万前後をすぐに返すのは難しいかもしれません。

となると、親の言っていることは一理あるということになります。

今後のためにも、可能性は広げておくに越したことはありません。

何もしないというのは、「何もしない」という選択をしたことになります。

自分で自分の道を選ぶためには、時には他人の助言に耳を傾けるのが重要なことがあります。

特に親のリソース(与えてくれるもの)に頼って生きていたなら、少しは聞いてもいいのではないのでしょうか。

 

立ち止まって考える

それでも、やっぱり素直に従えないという場合は、まず自分の決断を自分に対して説得しましょう。

自分が納得していないことを他人に納得させるのは至難の業です。

ですが、自分の考えが腑に落ちていれば、誰かにそれを伝えることも難しくはありません。

まずは立ち止まって、自分がどうしたらいいのか考えるのが大切だと思います。

ポジティブに考えても構いませんので、自分が納得できれば一歩を踏み出せたと言えるでしょう。

 

何を基準に選ぶか

さて、この記事も終わりが近づいてきました。

が、もうちょーっと続きます。

最後は、何を基準に会社を選ぶかです。

これ抜きに就職活動は語れません。

一体Nさんの場合、どうしたらいいのでしょうか。

 

何が好きか

まずは、何が好きかを紙やスマホにまとめていきます。

自分が好きだと思うものをとりあえず片っ端から書いていきます。

好きなのはモノでも行動でもなんでもいいです。とにかく深く考えずに数を重視してまとめることが大切です。

100個を目途にやっていくと、だんだん共通点みたいなものが見えてくると思います。それも書き出します。

あなたが好きだと思う何かには、きっと何かしらそれに関わる職業があるはずです。

その職業が、Nさんにとっての会社の基準になります。

福利厚生とか、収入とか、難しいことを考えなくてもいいです。

ただ、何が好きで、何をして生きていきたいかを考えるだけです。

 

周りに聞く

自分の考えを発散したら、情報収集に入る前に、自分のことを他人に聞きます。

自分から見えなくても、他人から見える良いところや悪いところは当然あります。

自分では当たり前だと思っていたことが、周りの人にとってはすごいことかもしれません。

そういう発見ができれば、「自分が何をできるか」という一つの基準も生まれます。言い換えれば、「何が苦じゃないか」ということでもあります。

それを理解することができれば、仕事をしていてつらくなることが少なくなることでしょう。

 

芋づる式に調べる

もし気になる会社が1社しかなかったとしても、芋づる式に調べることによって視野を広げることができます。

インターネットの良いところは関連している情報をまとめて表示してくれるところです。

この点を上手に使って、ゆるやかに会社を調べます。

そうすることで広く深い情報を手に入れることができますし、自分が会社を選ぶ際の基準にもなります。

誰もが知っている有名企業から、その会社の「ライバル企業」はもちろん、「同じ地域にある」とか「同じ職種である」とか「取引先である」とかでも構いません。

とにかく広く調べることで情報を集めるのが就職活動においてはとても重要です。

もちろん明確な夢があってそれを叶えるという人は別ですが、志望業界や職種を絞りすぎてもあまり良いことはありません。

なので、芋づる式に調べていくことによってバラバラな情報ではなく、まとまったつながりのある情報を手に入れていきましょう。

 

まとめ

ここまで事例にそってお話してきましたがいかがでしたでしょうか。

  • 根拠のない自信
  • 親の存在
  • 何を基準に選ぶか

をポイントに就職活動についてまとめました。

今回はあえてNさんの設定を詰め込まず、仮定したり、パターンに分けたりして工夫しました。

そのため、一般的な就職活動のノウハウやハウツーみたいなものではありませんが、そういうのは検索すればすぐ出ます。

既に知っている情報も多いかと思いますが、自分の言葉で語ることも大事だと思うのです。

ということで、今回はこれでおしまいです!

何か少しでもあなたの心に響くものがあれば幸いです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 

日々の生活によりよいを

ノリ

 

 

 

 

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