年間100冊以上読む私が伝えたい「読書のデメリット」

   

こんにちは!ノリ(@halo_transcend)です。

趣味にしている方も多い読書。「読書が趣味です」と言えばありきたりではありますが、なんだかかっこいいですよね。知的な感じが。

そういう私には知的な感じがありませんが(笑)一応年間100冊以上は本を読みます。

といっても、今からその100冊のタイトルを全て暗唱できるわけではありませんが、毎年2~3冊はとてもいい本に出逢います。

さて、ということは、残りの90%以上の本はどこへ行ってしまったのでしょう。記憶に残らなかっただけ?頭のすみにしまわれているのでしょうか。

実は、それが今回お話する「読書のデメリット」で大事な視点になります。

読書がデメリットになる理由、それは「他人の考えを知ること」にあります。

 

読書の定義

まずはお決まり、誤解を防ぐための定義からはじめましょう。

この記事で言う読書とは「自己啓発本、専門書などを中心とした著者の主張が色濃く反映された本をただ読むこと」を指します。

書評をしたり、感想を述べたりといったことは読書の定義に含まないこととします。雑誌やフィクションは除外こそしませんが、大まかには上の定義でとらえるとわかりやすいかと思います。

 

読書の中身

読書の内容や読み方に関しては特に説明することはありません。単純に文字を目で追って、話をある程度理解できることです。

それよりもっと大切なことがあります。

それは、「読書という行為は他人が頭で考えたことを知ること」という前提です。

自分で書いた作品なら別ですが、そうでない全ての本は、書き手の思いをなんらかの形で反映しています。

読書とはつまり、その考えを知ることなのです。

これには、「視野が広がる」「追体験ができる」「他人の成功や失敗から学べる」など、たくさんのメリットがあります。

しかし同時に、デメリットもあるのです。

それは重要かつ、危険です。それではさっそく説明をしていきます。

 

読書のデメリット

主張が混乱する

とにかく乱読(本を手当たり次第に読むこと)する読書家に多いのが、この「主張が混乱する」という症状です。

今病気のように「症状」という言葉を使いましたが、まさにそうとしか言えないほどに悪化した人も私は同じ読書家として見てきました。

主張の混乱に話を戻します。主張とは自分の意見ですね。これが混乱するということはどういうことでしょう。

それは、たとえば「最近読んだ本によって意見が変わっている」ことが挙げられます。

自分がただ本を入れる入れ物になっていて、新しい本を読むとすぐそれに影響されてしまうことがあります。これは誰にでもあることではありますが、それが行き過ぎると自分の意見というのが全くなくなって、ただ本の内容をコピーするだけになってしまいます。

他には、「矛盾した考えを同時に持つ」ことです。本をたくさん読んでいると、どうしても相いれない考え方や、思想も学ぶことになります。それを、きちんと中立で見分けることができればいいのですが、そうでないと、異なる2つの主張を同時に行う矛盾した意見を持ってしまいます。

話に説得力がなく、さっきまでとは反対のことを言うのは「最近読んだ本で意見が変わる」と同じです。

そして最後に、「自分が正しいと思い込みやすい」ことです。ここまできた人は、混乱した主張をまとめるために、統一したひとつの答えを導きだそうとします。

その結果、自分の意見を過剰に強く持ち、他の意見は全て否定する極端な人になってしまいます。

視野を広げるために読書をしている人でも、知らず知らずのうちに自分の好きな本しか手に取らなくなります。そのために、主張が混乱するか、その混乱を抑えるために無茶苦茶な理論をつなぎ合わせるかをします。

 

本を読むことが唯一の価値と思い込む

年間100冊以上読んでおいて驚くかもしれませんが、本を読むことはあまり重要ではありません。何冊読んだかなんてもっとどうでもいいことです。

しかし、本を読む人の中には残念ながらこのことが理解できない人がいます。

もちろん目標としてそのように本を読むことに重きを置いたり、何冊読むかを習慣にするのは大切なことです。

しかし、あくまでも読書は読書でしかありません。

これは変わらない事実。本をいくら読んだからって偉くもなんともありません。

むしろ大切なのは、本を読んでそれをどう生かすかです。得た情報を自分で分解し、再構成することで知識に変えていきます。不十分なところは他人に伝えることで埋めていきます。

この工程を踏まないと、読書は本当に「ただ読んだだけ」になってしまいます。

誰もができることではないかもしれません。しかし、読書が唯一の価値ではないことを改めて確認しておきましょう。

言うまでもなく、本にはそれを書いた人がいます。その人は経験に基づいて書いているはずです(そうでないとしたらただのインチキ本です)。

読書も経験と言うなら、「ただ読む」だけではなく、「よく読む」必要があります。

それを怠り、読書のメリットについてのみ語る人を、少なくとも私は信用しません。

 

まとめ

読書は前提として、「他人の考えていることを知る」ということです。

しかも、考えている本人がいません。あくまでも文字によって知るだけです。

そこで生まれるデメリットが、「主張の混乱」と「読書のメリットしか見ない」です。

何事も見方を変えれば毒にも薬にもなります。

ですが、私は決して読書を否定しているわけでありません。

むしろこの記事を読めばわかる通り、良い趣味だと思っています。趣味に良いも悪いもありませんが。

ですので、量だけではなく質を意識して、本を読んでいきましょう!

それではここまでお読みいただき、ありがとうございました!

 

日々の生活によりよいを

ノリ

 

 - 本から学ぶ