自転車日本一周をわずか1日で挫折した理由

サイクリング・ランドナー

こんにちは!ブログ「ノリトラス」のノリです。

先日は自転車日本一周プロジェクトをお知らせしました。

その記事で出発を2月1日としていましたが、1月31日の練習中にトラブルが多く発生したので延期することを申し上げます。

今回はそのトラブルについてお話しようと思います。

 

練習は名古屋にある自宅からお隣の三重県で一泊するというものでした。

そのとき調子が良ければそのまま旅を続け、準備が必要と思えば一旦帰るつもりでした。

しかし、想像以上に過酷な旅となり、とても2月1日の出発は叶いませんでした。

そもそも、この春のうちに本格的に旅をはじめることは難しいかもしれません、

なぜなら、先ほど言ったように、多くのトラブルが私の頭を悩ませていたからでした。

それでは、練習中に起きたトラブルのひとつひとつを見ていきましょう。

 

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トラブルその1:体力がない

自転車に乗って自分の足で旅をするということは、当然体力が必要となります。

長期の旅に出る自転車乗り(チャリダーとも言う)は平均して1日6時間ほど自転車を漕ぐのだそうです。

今回の旅で漕いだ時間は、1日目6時間、2日目7時間ほどです。

そして、旅をしている間はなんともありませんでしたが、家に帰ってから、急に手の痛み、ひざの痛みに襲われました。

合計の走行距離は130kmほどです。熟練者からしてみれば少ないなと思い、初心者にしてみれば多いと思うかもしれません。

私はそれまで自転車で往復50kmが最高距離でしたが、今回はじめて往復100kmを越える距離を走ってみたところ、とてつもない筋肉痛になりました。

熟練者はどれだけ自転車を濃いでも翌日に痛みは残らないといいますが、私の乗り方が悪かったのか、そこらじゅうが痛いです。乗り方その他については後述しますが、今お伝えしたいのは歩く、走るだけではなく自転車に乗ることも体力を大きく使うということです。どれだけスピードを落としてゆっくり行ったとしても、です。

これは考え物です。

普段からランニングなり筋トレを行う必要があります。

 

トラブルその2:荷物を落とす、なくす、壊す

旅で危険なのは自分が交通事故に遭うことの次に、貴重品をなくしたり、必需品が壊れたりすることです。

 

私は今回の旅で多くのモノを失いました。

 

まずはiphoneです。旅の途中2回ほど落として画面液晶がバキバキに割れてしまいました

幸いLINEやGPSなどは使えたので一命をとりとめましたが、スマホが無いと何もできないと言っても過言ではない現代の人間にとってはスマホが壊れるのは一大事と言えるでしょう。

 

次に、テントの中で用いるランプを落としてなくしました。

そのランプは旅をしようと漠然と考えたいた時期に、もし旅をしないとしても日常で使えるだろうと思い、購入したものになります。

太陽光で充電することが可能なので、荷台の上のカバンにカラビナでつなげていました。

iphoneの画面が割れたときに同時に気がつきました。

正直一番ショックでした。

自分の心がスマホのように割れ、希望の光はランプとともに闇の中に消えたような気がしました。

泊まることになった道の駅は明るくてランプは必要ではありませんでしたが、いい買い物をしたと思っていただけに、少しの活躍で一生を終えてしまってとても残念です。

 

ほかにも、自転車につけているスマホホルダーは2回ほどふっとんで真っ暗な道の中探し回りましたし、荷台に載せていたカバンは何回も左右にずれ落ちましたし、そもそも荷台ごと外れたことも2回ありました。

荷台はボルトの1つが外れ、なくしてしまい、壊れたといって差し支えありません。

すべてたった二日間の旅での出来事です。

私は次第に旅を軽く見すぎていたという気持ちを強めてきました。

 

トラブルその3:道に迷う、道が怖い

グーグルマップを完璧に信頼していた私が間違っていました。

夜の中真っ暗な田んぼの間を通らされ、何度か泥沼にはまり、通らなくていい急な坂を上り、進むべき方角と反対に進んでいました。

特に、細い道や真っ暗な道は本当に怖いです。

自転車のライトは街で使う分には十分ですが、車のように目の前を明るく照らすことはできません。

かといって、大通りに出るのもそれはそれで怖いです。

大型トラックがびゅんびゅん隣を過ぎ去って行き、風にあおられ真っ直ぐ進めないこともあります。

本当に大変です。

 

トラブルその4:自転車に乗り慣れていない

私は普段からシティサイクルによく乗ってイオンに行ったり、公園に行ったりしますが、1月8日に家に来たランドナー「エンペラー ツーリングマスター」の命名アトラス君にはじめて乗ってからまだ1ヶ月も経っていません。

練習が足りないのは明らかでした。

トラブルその1とも関連しますが、硬いサドルでお尻が痛くなります。

 

それに、交通ルールも完璧に理解したとは言えません。

自転車は原則車道を走るということ、常に左のレーンを走ること、ベルを人に対して鳴らしてはいけないなど、覚えるべきことがたくさんあります。

当然それまで知らなかった私は普段自転車で車道を走ることがなかったので、怖い思いをしました。

 

さらに、ブレーキは思ったより強く効きません。調子に乗ってスピードを出しても急に止まることができないので未熟な私は車道にもかかわらずゆっくり走行することになり、隣を通過する車に迷惑をかけたかもしれません。

もっと自転車によく乗り、エキスパートになる必要を改めて感じました。

 

まとめ

このようなトラブルが立て続けに起こった、実感させられたため、急遽旅を延期せざるをえなくなりました。

これらのトラブルは日本一周を目指すチャリダーが必ず通る道であり、乗り越えていくべき課題だと思っています。

中には旅の本番でトラブルに遭遇し、逃げることができないという状況もあるでしょう。

 

旅をなめてはいけない

 

日々の生活によりよいを

ノリ

 

 

 

<だから練習をもっとしましょうね。>

 

 

 

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