大学生必見!五月病より要注意!?スチューデントアパシーとは?原因・症状・改善方法

   

こんにちは!ノリです。

5月といえばゴールデンウィーク!学校が休みの方も多いと思います。

私の大学はあまり休みがないですけど。

突然ですがあまりにも残酷な、そして衝撃的な事実をお伝えしましょう。

次の祝日が海の日。つまり、春にはもう祝日はないんです。

その日数。71日。

少年よ。これが絶望だ。ターンエンド。 ―アポリア(遊戯王5D’s)

ちなみに一昨年は68日間、去年にいたっては75日間祝日がなかったそうです。

さて、GWが終わるとなれば脳裏をよぎるのが、五月病という言葉です。

これは、新しい環境に適応できない社会人や学生がゴールデンウィーク後に無気力になってしまうという症状のことを言います。

もちろん厳密な病気ではありません。しかし、深刻な場合はうつ病の可能性もあり、医師による診断が必要な場合があります。

大学生の場合の五月病の原因は、受験勉強で、合格をゴールに目標達成した後、新しい目標が見つからなかった場合になることが多いです。

しかし、これは一過性のものなので、時間の経過とともに自然と治る場合がほとんどですし、大学生活の中で楽しみを見出していくので大丈夫だと思います。

問題なのは、それが一過性ではなく、慢性的に無気力になっている場合です。これを、スチューデントアパシー(学生の無気力症候群)といって、近年では研究が進んでいます。

今回はそのスチューデントアパシーについて、原因や症状、対処方法についてお話します。

私は現在大学で心理学を専攻しているので、少しはその知識も役に立つかと思います。それではさっそく本題に入ります。

 

スチューデントアパシーとは

スチューデントアパシーの症状

スチューデントアパシーはただのスランプとは異なります。

無気力、無関心となって勉強をする意欲を失ったり、授業に無感動になってしまうことを言います。

また、うつ病とは異なり、日常生活全般において無気力なわけではありません。多くの場合、授業以外の部分、たとえば部活や趣味などは楽しむことができます。

私が思うに、スチューデントアパシーの学生は、学校に行きたくないというよりは、行く意味がわからない。何も感じないということが多いです。

「好きの反対は無関心」という言葉にもあるように、授業がただ単に楽しくないというのではなく、「何も思わない」ことが大きな特徴です。

無気力という言葉に示されるように、勉強に関しては何もやる気が起きないというのもポイントです。この状態は、本来なら自分で対処して、すぐに良くなるのですが、スチューデントアパシーの学生だと、不安や焦りが強すぎて、地に足がつきません。

それが悩みの種になって、さらに不安になるという悪循環に陥ると、簡単にはなおらないのも厄介です。

さらに、本人は自覚していない場合が多いですし、病院に行くことを拒絶することがあります。

 

原因

スチューデントアパシーの原因は詳しくはわかっていませんが、目的を見失う、自分や周囲からのプレッシャーが考えられます。

きっかけは、大学の授業についていけず、成績ががくっと落ちたり、大学が自分の思っていたのと違っていて、授業がつまらないと感じたりすることなどがあります。

性格がまじめで、几帳面だったり、完ぺき主義傾向がある人がなりやすいとされています。

性別でいうと、女性より男性の方が多いです。女性では摂食障害になることもあります。

 

改善方法

スチューデントアパシーの改善ははっきり言って難しいです。数年単位で長期化することも少なくありません。

しかし、自分がスチューデントアパシーだなと自覚できれば、もう半分は治ったようなものです。それが簡単じゃないなから難しいのですが。

まずは無気力という自分の状態を見つめなければいけません。

自分の力で治らないと意味がないので、アドバイスしづらいし、カウンセリングの専門の方でも手を焼いているのが現状です。

自分という現実に少しでも向き合うことが大切です。

五月病と違って、ほうっておいても治るということはあまりなく、むしろ悪化して、留年、中退につながりかねません。

だから普通の病気と同じように、早期発見、治療が大事なのです。

 

それでもアドバイスをする

ここまでは基本的なことをお話しましたが、ここからはもっと踏み込んだお話をしようと思います。

無気力感は、とりあえずはおいておきましょう。

 

認知的不協和からみたスチューデントアパシー

社会心理学の用語で、認知的不協和という考え方があります。

これは、自分が矛盾していることをした場合に、態度を変えるという意味です。

ここでいう「態度」というのは心理学用語で、普段使っている意味とは少し違います。

態度は、認知、感情、行動の三つに分けられ、これを態度の三要素モデル、または態度のABCモデル(Affect,Behavier,Cognitionの頭文字)と呼びます。

これがどうしてスチューデントアパシーに関係があるかというと、それは、正常な循環ができていないからだと私が考えるからです。

たとえば、大学の授業が嫌いだとします。いや、実際に嫌いかもしれません。

授業が嫌いなあなたは、あまり行きたくないですが、単位を落とすと良くないので、仕方なく授業に参加します。

普通なら、ここで「なんだ、行ってみたら案外楽しいじゃん」と、こうなってほしいのですが、「つまらないのに何で授業受けてるんだろ」と考える人は危ないです。

これは矛盾していますよね。自分がしたいことをしていない、やりたくないことをやっているという状況は、心理的に負担がかかりますし、不快感を伴います。

認知的不協和理論によると、つまらないという感情か、授業に行くという行動のどちらかを変えないとこの不快感は収まりません。

授業に行くという選択肢は講義の履修登録をしている以上は取り消すことができませんし、休めば単位を落とすので、実質この選択肢はありません。

となれば、残るはつまらないという感情を変えることです。ここが曲者なのです。

簡単に授業を好きになれるなら問題はないのですが、ここでつまらないという感情も変えられないと、矛盾を抱えたまま焦燥感だけが積み重なって、スチューデントアパシーになってしまいます。

つまり、授業もそれに対する感情も何もなくなってしまうのです。無気力とはそういうことです。

これは恐ろしいことです。

表向きでは授業が嫌いだからと言うことが多いかもしれませんが、実は何も考えていません。矛盾が続いたため、両方考えることをやめているのです。

パソコンでいうと、エラーAがエラーBを生み出していて、そのエラーBがエラーAを生み出してというループが続いて、フリーズ(停止)してしまったというとわかりやすいでしょうか。

勉強に関して考えることをやめているので、平気で休んだり、何事もないように遊んだりしていますが、実際は考えるととてつもなく不安になるので押さえ込んでいるだけです。

これを治すには、やけにになって「授業楽しい!」と心の中で叫びながらやるか、いっそ、「授業がつまらないから仕方がない」と考えることです。

さきほど紹介したように、スチューデントアパシーは几帳面だったり、完璧にしようとしたりする傾向があるため、簡単ではないですが、とりあえず今の自分の行動を認められれば、悪化はしないと思います。

いきなり良くしようなんて無理な話なので、パソコンでいうならとりあえず再起動して、原因を探りましょう。固まったままでは治しようがないので。

 

まとめ

スチューデントアパシーは五月病より危険です。といって不安をあおるつもりはありませんが、この記事を読んだならたぶんもう大丈夫です。それくらい内容を濃くしたつもりなので。

日常生活全般で無気力になっている「うつ病」に関してはまたの機会に。

この記事で、少しでも自分と向き合うきかっけになれば幸いです。

それではここまでお読みいただきありがとうございました!

本当に悩んでいるならいつでも連絡していただければ結構です。お問い合わせからどうぞー。同じ大学生なので気軽に相談してくださいね!

 

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