【就職活動がつらいあなたに】「狂い」のすすめ。

本から学ぶ

こんにちは!ノリです。

就職活動はつらいですか?私は現在大学3年生で、ちょうど就職活動中なのですが、少し前まではつらくてつらくて大変でした。

というのも、私は現代の日本における新卒一括採用という制度に少しも賛成していないからです。

だから「なにがシューカツだ!けっ」という気持ちでした。

しかし、だんだん日が経つにつれて、嫌でも聞こえてくる就職活動の話題。

私は就職活動について「何も知らずに否定しているんじゃないか」と思い始めました。

そんな時に、ふと1冊の本を本棚から取り出したところ、これが就職活動について当てはまること当てはまること。

その本の名を、『「狂い」のすすめ』。

 

 

今回はこの本から学んだことを就職活動に応用してみたいと思います!

それではさっそく見ていきましょう!

 

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「狂い」のすすめのあらすじ

今の世の中、狂っていると思うことはありませんか。世間の常識を信用したばかりに悔しい思いをすることもあるでしょう。そうです、今は社会のほうがちょっとおかしいのです。

怪しげな本かと思うかもしれませんが、そんなことはないと思います。

仏教から説く現代の社会の異常さ。そしてそれに対する「狂い」のすすめ。タイトルに全てがつまっていると言っても過言ではありません。

「人生は無意味」「世間の物差しを生きない」など、はっとするような言葉をやさしい語り口で進みます。

要するに、「世の中は狂ってる。だから哲学を!」ということです。

こうまとめると「やっぱりむさ苦しい自己啓発の類だな」と思う人もいるかもしれませんが、この本はあまり力を入れて力説していませんし、むしろ「そんなに思いつめないで楽に生きなよ」という提案です。

とにかく、この本が就職活動をする上でのヒントでいっぱいなんです。

 

新卒一括採用は狂っている

高度経済成長期であれば、企業がピッカピカの一年生よろしく入社してきた新卒を育てるだけの余裕と力はあったでしょう。

しかし、どんな大企業でもいつ倒産するのかわからないこのご時世、企業がいまだに新卒一括採用をするのには大きな無理があると思います。

年功序列制度が崩壊して、若者も減少しているのに、この制度は意味不明だと私は思っています。

大学生は勉強よりも就職やサークルのために入学し、企業ではそれらを上手に生かせないなんてことも多々あります。

私は専門家ではありませんが、少し考えればおかしいことに気づきます。

新卒で採用するのは構わないとして、なぜ1年の同じ時期しか採用を受け付けないのでしょうか。なぜ多くの総合職で大学・短大・専門学校を卒業していなければいけないのでしょうか。

正直、狂っています。

 

狂いには狂いだ!

しかし、新卒一括採用にもメリットがあります。企業が入社後に即戦力としてよりもポテンシャルで判断し、丁寧に研修を受けさせてもらえるのはそうでない諸外国と比べて大きなメリットです。

就職活動が狂っているなら、私たちも狂うしかありません。

でもここで誤解してないでほしいのは、それは全身を嘘で塗りたくることではなく、発狂してあきらめることでもないということです。

もっと言えば、「就職活動は狂ってる!!」と声高に叫ぶ必要もありません(私はそうしましたが)。

さらに厳密に言えば、就職活動の「狂い」と「「狂い」のすすめ」の「狂い」は違います。

どちらも「常識から外れている」という意味では同じですが、前者は常識そのものが狂っています。

それに対して後者は、狂気とかそういうのではなく、優雅に徹し、自分の物差しで生きる「風狂」のことです。

それでは次に、具体的にどう狂っていくのかをご紹介していきます。

 

自分でくるっていく

心のなかでちょっとけいべつ

では狂うために何をすればいいかというと、「就職活動はおかしいけど失敗しても命を落とすわけじゃないし気楽にやっていくか(心の声)」ということです。

確かに自分を飾っていれば疲れてしまいますし、なかなか内定がもらえなくてつらいと感じる方もいると思います。

ですが、それくらいで人間死ぬには及びません。

本当につらいなら、やめればいいだけです。就職活動はやっても死にませんし、やらなくても死にません。

よほどのことがなければ、アルバイトでもブログでも生きるためのお金を稼ぐ手段ならいくらでもあります。

ただ、メリットの多い新卒というカードを使わなずに捨てるのはもったいないというだけなのです。

もし就職活動が気に入らないのであれば、少し「けっ」と思いつつやればいいのです。

 

無駄な力を抜く

何も真面目にやる必要はありません。

農民の子は農民、貴族の子は貴族になるしかなかった人たち。戦争に駆り出され、命を落とす人たち。

そんな人たちと比べれば私たちなんてどれだけ幸せなんでしょう。

「働きたくない」って言える社会は人間の歴史を見渡してもそれほど多くはないと思います。

といっても、「理想の仕事」「理想の自分」目指して張り切る必要もないです。

あなたは今のあなたを認めればいいですし、そこから成長すればいいんです。

理想の仕事なんてありませんし、私にとっては無駄な労力です。

だから、肩の力を抜いて、ゆるーくやっていきましょう!

私も内定ないですし。

 

いまを楽しむ

「なぜ?」と問い続けることで見えてくる視点もあります。

就職活動するのは働くためですよね。

働くのはお金のためだと言えそうです。

働くのは楽しむためと言う人も好きが仕事になっている人ならあり得ます。

お金はモノを買うためでしょうね。

お金は(貯金などをして)楽しむためという人もいないということはなさそうです。

モノを買うのは生きるためでしょう。生活必需品に限れば。

モノを買うのは楽しむためとも当然表現できそうです。

ここまで見てきたように、「なぜ?」を問うと奥に進むと同時に、満足している自分がいるということに気づきます。

仕事で満足、お金があって満足、モノを買うことができて満足……。

ですが、おかしなことに、就職活動で満足という言葉は聞いたことがありません。

就職活動そのものを楽しんでいる人は100人に1人もいないと思います。

受験勉強もそうです。目的意識が強すぎて、それ自体を楽しむことができなくなっています。

強制される塾や、厳しい指導の部活もそうです。

ということは、楽しめたらもうあなたは100人に1人。いや、あなたがあなたらしくいられます。

誰にも指図されず、誰かの常識を押し付けられることなく、自分で選びとっていくことができます。

それこそが「狂い」です。

普通なら楽しめないようなことでも、楽しまなきゃ損ですし、疲れます。

ですが、無理して楽しめと言っているわけでもないので注意が必要です。

結局は、「いま」を楽しめるかどうかなのです。

私は周りに流されてはいけない!と思いますが、だからといって、周りと常に違う道を進むべきだ!とはなりません。自分で道を選ぶ分には問題ないのです。

それは就職活動でも同じです。周りに流されず、自分から波に乗っていきましょう!

それができれば、あなたもりっぱな「狂い」体現者です。

 

まとめ

就職活動はつらく、厳しいです。

就職氷河期に比べればずいぶん楽ですが、本人にとっては一度きりのイベント。緊張し、不安になるに決まっています。ある意味当然のことです。

ですが、心身に異常をきたして、生活ができなくなるくらいに思い悩む必要はありません。

そういえば「シャイニング・ソウル」というゲームで敵の「ダークソル」というボスガ「楽しむのだ・・・楽しめばよいのだ・・・」みたいなこと言っていましたね(わかる人いませんか)。

要するにそういうことです。

「狂う」かどうかはあなたの自由!自分に由っていきましょう!!

 

日々の生活によりよいを

ノリ

 

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