こんにちは!ノリです。
ラスだよ。たまにツッコむよ。
以前、こちらの記事を書きました。
その記事でお話したことは、
「ゲームと人生は似たようなものなのでゲームを無駄だと思うのは損!」ということでした。
今回はその続きで、面白いことに気が付いたのでシェアしていこうと思います。
何なのかというと「ゲーム」と「ビジネスマンと釣り師の話」に大きな共通点があるということです。
あなたは「ビジネスマンと釣り師の話」を知っていますか?
いんや
「ビジネスマンと釣り師の話」と言われても大半の人はピンとこないかもしれません。
でも、この話がゲームが無駄か考えるにあたってとても大切なのです。
ゲームは時間の無駄じゃない
そう!ゲームは時間の無駄じゃない!
ではさっそく見ていきましょう!
ビジネスマンと釣り師の話に学ぶ
さっそく「ビジネスマンと釣り師の話」をしていきます。
この話は「ゲームが時間の無駄か」考えるのに非常に役に立ちます。
2~3分で読める短いお話です。
ビジネスマンと釣り師の話
あるところに、腕利きのビジネスマンと、つつましい生活を送る釣り師がいました。
釣り師が魚を釣るのを見て、ビジネスマンはこう言います。
「もっと多く魚を釣れる方法を知っている」
ビジネスマンは「多く魚を釣れる方法」をお金で売り、稼ごうとする算段です。
釣り師は、「もっと魚を多く釣ったら何になるんだ?」
とたずねます。
ビジネスマンは少し疑問に思いながら「そうしたら余った魚を売って儲ければ良い」と言いました。
一方、釣り師も疑問そうな顔をうかべながら「売って儲けてそのあとは?」とたずねます。
「儲けたお金で人を雇ってその人に釣りをさせればいい。」とビジネスマン。
「そのあとは?」と釣り師。
「高性能なボートを買ってもいいし、事業展開してもいいし、事業を売却してもいいし、そのあとだっていろいろ……」
「つまり何が言いたいんだ?」釣り師はイライラしはじめました。
ビジネスマンは単刀直入に言います。「つまり、億万長者になれるということです」
釣り師はこう返します。「億万長者?なってどうするんだ」
ビジネスマンは苦笑いしながら「お金があれば毎日のんびりと過ごせて、釣りが好きなら釣り、家族と過ごしたいなら家族と過ごす。好きなことができます。」
釣り師は言いました。「それなら今と同じじゃないか。」
この話から学べること
いかがでしたでしょうか。
釣り師かっこいいね
この「ビジネスマンと釣り師の話」からは学べることがたくさんあります。
そのひとつが、「いまの生き方」です。
ビジネスマンは、基本的に「将来のために今がまんしてお金を稼げばなんでもできる」と思っています。
一方釣り師は、「今の暮らしに満足しており、無理のない生活が送れたらそれでいい」と思っています。
どちらの生活が良いとか悪いとかの話ではありません。
ビジネスマンの生き方も釣り師の生き方も両方大切です。
さて、「ゲームは時間の無駄か」という話でした。
ビジネスマンと釣り師に当てはめるとどちらの考えでしょうか。
ゲームに当てはめる
「ゲームは時間の無駄」と考えるのは、ビジネスマンの考え方です。
「将来ゲームがたくさんできる暮らしのために今努力すべき」という考えで、そのために将来を犠牲にして努力のために「ゲームは時間の無駄」だと割り切ります。
その考え方はもちろん大切ですが、釣り師はどうでしょう。
釣り師の考え方だと、「将来できるかわからないのでいまやりたいゲームをやる」という考えです。
そのゲームは将来サービス終了になって遊べなくなるかもしれないですし、遊んでいる人が少なくなり話題にならなくなるかもしれません。
それならばわざわざ我慢する必要はなく、「遊びたいと思ったときに遊べばいい」と割り切ります。
ビジネスマン的に考えるならば、「ゲームは時間の無駄」と思うかもしれませんが、釣り師ならば「ゲームは時間の無駄ではない」のです。
どちらを大切にするか?
「将来ゲームをするために今を諦めて努力する」ビジネスマン的な考えか、「将来はおいておいて、今できるだけゲームをする」釣り師的な考えか、2つの考え方があります。
結局はどちらを大切にするかによって「ゲームは時間の無駄」かどうかが決まります。
私はもっぱら「今できるだけゲームをする」の考えでしたが、最近「将来のために今ゲームをしない」という考えもアリだなぁと思うようになってきました。
「持続可能性」という言葉
ここからは人によっては少し難しい話と思うかもしれません。
ですが、大事な話なのでよく読んでいただきたいと思います。
将来のために今を犠牲にするビジネスマン的な考え方というのは、「持続可能性」に注目した結果です。
持続可能性とは、「どれだけその状態を続けることができるか」という意味です。
たとえば1日の大半をゲームをして過ごすと、親か誰かの助けを借りない限り生活が苦しくなり、いずれゲームができなくなってしまいます。
つまり、「1日の大半をゲームして過ごす」ことは、持続可能性が低いといえます。
持続可能性を高くするには、単純にゲームをする時間を短くすればいいのですが、今を犠牲にしてまで将来のために努力する必要はないと私は思います。
将来もいまの延長ですし、いまを犠牲にしてボロボロになってしまったら本末転倒です。
例えば、将来「海外旅行に行きたいから必死に仕事をして稼いだけど、心身を病んでしまった」とか、「趣味をやろうと思ってひたすらお金をためていたら、趣味をやる時間がなかった」とかは今を犠牲にすると起こりがちです。
最大持続の最大幸福
ではどうすればそうならないようになるのかというと、ずばり「中庸」です。
要するにバランスをとればいいのです。
ゲームがしたいなら、「現在の生活状況にあった時間だけゲームをすれば良い」ということになります。
将来もいまも犠牲にしないいいところの時間だけゲームするのです。
そうすれば時間の無駄にはなりません。
「より長い間たくさん幸せになれるように」言い換えると、持続可能性を伸ばすとともに、幸福を最大化するのです。
「最大持続の最大幸福」です。
私は現在この考え方で人生を生きていて、幸せに過ごすことができています。
悩みもなくはないですが、以前と比べると格段に少なくなりました。
仕事を頑張ったり、ブログや投資をしたりしていますが、ゲームも楽しんでいます。
ゲームが無駄だと少しも思いませんし、私はゲームと仕事その他は両立できると思っています。
まとめ
「将来のために今努力する」ビジネスマンの考え方と、「今を楽しむ」釣り師の考え方をご紹介しました。
その上で「ゲームは時間の無駄じゃない」でよりよい生き方を考察してきました。
その中で出てきたのが、2つの考え方のバランスをとる「中庸」と、より長くたくさん幸せになれるという意味の「最大持続の最大幸福」でした。
これは私自身の生き方であり、過去の私のように「ゲームが好きなのに無駄に思えてしまった」と悲しんでいるなら、きっとこの生き方が役に立つはずです。
私は現在、「ゲームと中庸」を軸に、自身の生き方を提案し、読者のあなたによりよい日々を提供できるように試行錯誤中です。
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それではここまでお読みいただきありがとうございました!
日々の生活によりよいを
ノリ
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