レビュー:「バイナリードメイン」ロボットを撃ちまくる爽快TPS!

ゲームレビュー

こんにちは!ノリです。

今回紹介するゲームは「バイナリードメイン」通称「バイドメ」「BD」です!

 

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バイナリードメインとは

バイナリードメインをひとことで説明すると、「ロボットを倒すTPS」です!

なんともありがちな感じですが、実はこの作品には目新しい特徴がたくさんあります。

SFの醍醐味といえば、やはり現代より進んだ科学技術(ロボットAI)と人間がどう関わるかというのが一つの主題となってきます。

しかし、この作品ではSFがテーマなのではなく、モチーフです。テーマは「命」らしいです。この発想が今まで映画ではよくありましたけど、ゲームでやったのはあまりないかなと思っています。

ディレクターは名越稔洋さんで、この人は「龍が如くシリーズ」や「モンキーボール」を手がけています。

ロボットと人間の境界は何なのか?という深い中身とともに、ゲーム自体も爽快で楽しいものとなっています。

 

ゲームの評価

システム:7

バイナリードメインの特徴は、ヘッドセットを使って仲間(コンピュータ)に指示が出せることです。

私はやってみていないのでよくわかりませんが、新しい試みとしては面白いと思います。若干シュールかもしれませんが……。

この記事を書いている現在は、「siri」や「スマートスピーカー」がありますが、それでもまだコミュニケーションはまだまだって感じです。いずれはゲームで活用されたら面白いと思います。

何にせよ、仲間に指示が出せるのは良いです。TPSって仲間が突撃して勝手にやられたり、自分だけが的になったりと散々なことになることが少なくありませんから。

ちなみに仲間には信頼度があって、たまにしてくる質問や会話イベントの回答や、戦闘中の貢献で増えたり減ったりします。

 

音楽:3

敵を倒す爽快さから、音楽についてはあまり意識していませんでした。

たぶん音がそんなに大きくないんだと思います。仲間も常にいますし、自分はだいたい撃っているので音楽だけを聴けることがないんです。

ですが、曲だけを聴くとなかなかいい感じに仕上がっています。もっと音楽も目立ってもよかったと思います。

 

グラフィック:7

そこそこです。特に可も不可もなく。

しかし、ロボットの破壊に関しては一級品です!腕や脚、頭がとれてもロボットなのであまりグロテスクではありません。

次々に出てくるボスも個性的で、迫力があります。

バイナリードメインのロボットの画像

▲こいつは特に強かったです。

 

ストーリー:7

かつての煌びやかなベイエリアは今、無人の静けさの中に打ち捨てられていた。
20世紀から続く地球温暖化などによる海面の上昇……
高さ100メートルを越す東京湾の巨大堤防は着工から50年かけた今もなお建設工事を続けている。

特殊部隊「ラストクルー」に所属するダン・マーシャル軍曹はその巨大な堤防を
見上げるように闇夜の海中を潜行していた。
国連傘下の査察機関IRTA(国際ロボット技術機構)からの密命を帯びたダンの目的は、
日本の大手ロボット開発メーカー創設者・天田洋二の身柄拘束。

天田博士には、条約で禁止された人近似ロボットの開発という国際法上の犯罪容疑がかけられていた。

排外主義の日本政府は、密入国者の射殺に躊躇がない。
つまり今回の任務は、厳重な警備体制をしく内務省治安維持部隊の銃口にさらされることになる。
だが、生還者(サバイバー)の異名を持つダンの口元には不敵な笑みが浮かべられていた。
飛び交う銃弾の中、無数に積み上げられていく鉄の屍。
ダンをはじめとするラストクルーの猛者たちは東京の深部へと潜入していく。
その先に人類全体の深刻な危機が待ち構えていることを、彼らはまだ誰もしらない……

(公式サイトより)

このね、ありがちな感じがいいですね!

廃墟になった東京とか、人間と見分けがつかないロボットとか、とっても好みです!!

ボスを倒して、進んでの繰り返しになりますが、それぞれが先ほど言ったように個性的なため、飽きることはないと思います。

ただ、私はあのラストはちょっとな……って感じました。

詳しくは本編を遊んでみると良いと思います。それほどがっくりするわけではありませんから。

あと少しで8点でした!

 

遊びやすさ:5

何回やられてもゲームオーバーにもポイントにも影響しないので、遊びやすいとは思います。

しかし、チャプターの区切りが曖昧で、映画を視聴するようにどんどん話が進んでいくので、いい意味でやめ時が難しいです。

そういった意味では、じっくり腰を据えて、1週間くらいでクリアする勢いで遊ぶのが良いと思います。

クリア時間は8時間ほどでしたので、無理のない感じでできると思います。

値段も、お手頃ですし、さくっとできます。

 

総合:6

ロボットをばさばさ倒すのは爽快で面白かったです。

でも、ロボットを倒しすぎるとロボット相手でさえ心が痛んでくる私……。

一部攻撃してこないロボットもいるのですが、それも「仲間を呼ばれるかも」と容赦なく倒した時には、自分の邪悪さに気づきました。

作中でも、ロボット蔑視ととらえられる内容も含んでおり、今後ロボットが社会進出(?)したらこのゲームは忘れ去られてしまうのかもしれません。

いや、でも面白かったですよ!!

 

こんな人にオススメ

  • シューティングゲームはやりたいけど敵が人間だと引け目を感じる方
  • 難易度よりも爽快感を重視する方
  • 近未来的なストーリーが好きな方

 

まとめ

以上、バイナリードメインのレビューでした!

言い忘れていましたが、このゲーム、割とムービーのゲーム本編のリズムが綺麗だなと感じました。

ムービーが多いと流れが遅くなりますし、ゲームが長すぎても疲れてしまうので、これはひとつこの作品の良いポイントです!!

 

 

 

日々の生活によりよいを

ノリ

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