考えてから行動して、行動してから考えるのもわるくないんじゃない?

お悩み解決

こんにちは!ノリです。

今回お話する内容は、「考えながら行動」することがいつも正しいというわけじゃないという話です。

何かを成し遂げようとしたりするときによく言われますよね。

考えてから行動するのでは遅いときがあるから考えながら行動するのが正しいって。

きっと軌道修正が大切だということが言いたいんだと思います。いわゆるPDCAですね。

PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)の4つの工程を円状にぐるぐる回していくということです。

しかしそこには考えながら行動するというのは含まれていません。

私たちは複数のことを同時にやるのが苦手なので、考えるか行動するかは一度にどちらかしかできないとうことになります。

ということで今回は、

  • 考えてから行動する場合
  • 考えた後に行動する場合
  • 考えながら行動する場合

それそれについて解説していこうと思います。

 

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考えてから行動する場合

まずは、考えてから行動する場合を見ていきます。

考えてから行動する人は、石橋をたたいて渡るタイプです。

適度であれば慎重と言えますが、考えすぎれば臆病ですし、考えなさすぎれば無謀になります。

これは中庸の考え方が適用できますね(詳しくは「信念」のカテゴリーにあります)。

これから慎重、臆病、無謀の三つに分解して考えていきます。

 

考えすぎて臆病

さて、考えすぎて臆病ということはどういうことでしょうか。

それはたぶん行動しないということだと思います。

むしろ石橋をたたきすぎて割るタイプです。

やってもいないのに考えられることなんてあまり多くはありません。人生は有限です。あまり悩みすぎるのよくないでしょう。

そういう人に足りないのは一歩を踏み出す勇気だと思います。

考えただけで全てがわかるなら家に引きこもって考え事をしているだけで何でもできるということになってしまいます。

しかし、現実はそうではありません。外の世界に触れ、実際に経験してみることで新たな発見がたくさんあります。

悲観的に考えるクセを持っているなら、それはそれでいいと思います。思っていたよりひどくなることはあまりないですから。

意外に現実が残酷でもショックは少ないのかもしれません。

 

考えなさすぎて無謀な場合

この場合はどちらかというと行動してから考える、行動しながら考えるの方が近いような気がします。

石橋をちょっとたたいて渡るタイプです。別にその後考えることもしません。

問題なのは、ちょっと考えてわかった気になってしまうところです。

さきほど考えただけではわからないという話をしましたが、ちょっとしか考えていないならなおさらです。

PDCAでいうと計画がちょっと弱いんです。

でもこれは、実行が早くできるということですから、それは凄いことです。

その後もちょっとだけ考えるということを忘れずに実行ができるならさらに良いでしょう。

 

適度に考える場合

これが一番大切だと思います。

行動してから考えるのはまた別の話なので、行動する前に考えるなら「悩むのはここまで!」と期限を決めて、そこまではじっくり自分と向き合って考えることが良いです。

それが普段からできている人は、慎重であってもきちんと決断ができる人ですし、テキトーに決めないので信頼される人だと思います。

ですが、そうは言っても簡単ではありません。私もできていません。普段からそんなことを意識できないと思うので、気づいたときにやってみましょう!

悩みすぎる人は、もうちょっと悩まず、ちょっとしか考えない人はもうちょっと悩んでみて行動するのがいいです。

 

行動した後に考える場合

行動する前に考えるかどうかに関わらず、行動した後に考えることも大事です。

PDCAだと評価の部分です。

この評価もしすぎては後悔してくよくよすることになりますし、しなければ次に活かせません。

こちらも「ちょうど良い」を探していく必要があります。

正直、計画がなくても評価さえきちんとできるならなんとかなります。

逆に、どれだけ計画していても評価をしなければ、上手に軌道修正ができずに何事も計画通りに進めようとすればいつか破綻してしまいます。

それだけ評価、自分の場合は反省が大事だということです。

もちろん、両方するにこしたことはありません。

ということは「やっぱり考えながら行動するのが最強じゃん」と思うかもしれませんが、実は違います。

 

考えながら行動する場合

実は考えながら行動するということはこれはとても険しい道なんです。

人間、同時に二つのことをするようにはできていませんから。

実際、「今やっていることは本当にいい事なのだろうか」なんてずっと考えていたら病んでしまいます。

理由なんていくらでも考えられますから、それをしている最中に考える必要はないのです。

大学の授業を受けている間に「この授業に意味があるのか」と考えても仕方ないですし。そこで「意味がない」と判断してやめてしまっては自分の都合のいいように解釈しただけということになります。

しかし、それだと「悪い企業に勤めていてもやめてはいけないのか」という声が聞こえてきそうですが、そうではありません。

今の現実が相当に悪いものならはやくやめた方がいいですが、そうでないなら少なくとも働いている最中には考えないようにしましょう。

計画や評価は行動のときにするものではありません。行動している間は行動に集中しましょう。

考えながら行動するのが正しいわけじゃないと思うのは、この理由があるからです。

そうしてみると、この場合の考えながら行動するというのは、PDCAを回すのが速すぎて、同時にやっているように見えるということでしょう。

これができたら恐ろしいことです。とても常人技とは思えません。しかしできる人はいます。たとえばとてもスピードを要求されるような仕事をしている人であったり、受験勉強を頑張っている人であったりします。

世の中で成功者と呼ばれる人であっても、決して裏技とか天性の才能とか、強烈な運とか、そういうのを持っているわけではなく(いるにはいますが)、ただ単にPDCAを目にもとまらぬ速さで回していただけということです。

私たちには目で追えないので、坂道を滑るように登っているように見えますが、実際にはとても小さい階段をひとつひとつかけあがっているのです。

だから厳密な意味では考えながら行動しているのではありません。

ちょっとややこしいですが。

 

まとめ

自分でも何言ってるか微妙ですが、大切なのはPDCAを1工程ずつきちんとやっていくということです。

考えるのも行動するのもどちらも重要です。どちらかが欠けてはいけません。

しかし、考えながら行動することはできないので、考えるのと行動するのを瞬時に切り替えるのが最適だというのが結論です。

それは簡単ではありませんが、挑戦するのは楽しいと思っています。

 

日々の生活によりよいを

ノリ

 

 

 

 

 

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