こんにちは!ノリです。
あなたは今この画面をパソコンで見ていますか?現在は様々な媒体でインターネットに接続できるため、色々な人がいるかもしれません。
特に、スマホで見ているという方が多いと思います。
私のブログは、(この記事投稿時の)統計によりますと、60.82%がスマホによる閲覧で、34.69%がパソコンです。タブレットは4.49%でした。
現代ではすっかり普及したスマートフォン。便利なものであるだけに、多くの危険性も含んでいます。
以前は、主に身体的な危険についてお話しました。
[link url=”https://noritlas.com/display-rest/”]今回はスマホ依存になる要因をスマホ側から考えていきます。
なぜスマホ側からなのかの説明を最初にしておきますね。
依存していない人からしてみれば、依存になる人は「精神的に弱い」とか、「上手に使えていない」と思うかもしれませんが、そのように被害者だけを問題扱いするのは間違っていると私は思っています。
だからあえて、依存する人だけが悪いんじゃなくて、「スマホも悪いんじゃないか」という考え方をしたいと思ったというのが今回の記事の理由です。
スマホ依存というと一般的なイメージはスマホ使用者が不安を抱えていることや、社会的な環境などが注目されがちです。
よくあるのが、本人の性格やストレスを原因とするパターンです。
ですがこれだとなぜ依存する対象が「スマホ」でないといけないのかの説明がつきません。
当たり前のことかもしれませんが、スマホを長時間さわってしまう、やめられないのはスマホに大きな要因があります。
だからスマホ側の要因について考える必要があるのです。
ちなみに、なぜ「原因」じゃなくて「要因」なのかというと、理由が複数あるからです。間違えて使う場合も多いですが、「原因」は言葉がひとつだけはっきりしている場合に用いるものです。ですから、この記事では「要因」を使っていきます。
スマホ依存の要因
なんでもできる
まずはじめに挙げられるのがスマホの多機能性でしょう。
今まではそれぞれ別のものを使わなければいけなかったのが、これ一台で何でもできてしまうのです。
いくつかの例を見てみますと、
- 電話をかける、通話
- Twitter、LINEなどのSNS
- FaceTime、Skypeなどのビデオ通話
- 電子メールを送る、受け取る
- 写真を撮る
- 動画を撮る
- インターネットを閲覧する
- 本や漫画を読む
- ゲームをする
- ライトとして使う
- 時計、ストップウォッチとして使う
- 音楽プレーヤーとして使う
- スケジュール帳として使う
- 地図として使う
などなど、今ぱっと思いついただけでもこれだけの使い方があります。
これだけの多機能性であればこれ一台で完結してしまうのです。
だからなかなかやめられないのだと思います。
携帯性
もうひとつの大きな要因は、その持ち運びやすさです。
多機能なだけならまだ他にもタブレットやパソコンなどがありますが、なぜこれほどまでにスマホに人気があるのかというと、小さくて持ち運びが簡単だからです。
私は特にこの点を気に入っていて、愛用のiphoneSEはスマホの中でもかなり小さめになっています。
しかし、小さければ良いというものではなく、大きな画面で綺麗な動画や写真を見ることができるスマホも人気が集まっています。
でもやはり持ち運びしやすいように、ある程度の大きさを保って印す。あまりに大きすぎると手で持つのが大変ですしね。
それで、この持ち運びしやすさがどうして依存につながるかというと、「どこでもいっしょ」が実現できてしまうからです。
いつでもどこでもゲーム、SNS、インターネット。待ち時間や電車の中、トイレや風呂場でさえもする人がいます。
これを依存と言わず何と言うか!!
禁断症状が出たら本当に要注意だと思います。
お酒の休肝日みたいにスマホもお休みの日をつくってもいいかもしれません。
すぐ消せる、すぐ開く
漫画なら本棚から取り出さなければいけませんし、ゲームもテレビをつけたりカセットを入れたりしなければいけません(カセットじゃないことも多いですが)。
スマホが依存しやすいのは、この即時性です。これは持ち運びやすさとも関係しています。
たとえば、おいしいご飯がほしいときにいつでもどれだけでも食べられるなら夢のようでしょう。
ご飯というのは材料を買って、料理をして、盛り付けて食べるのが普通です。外食はその手間がないので便利なんですよね。もちろん味が自分で作るよりおいしいというのはありますが。
スマホも同じで、つけたらすぐに始まり、ボタンひとつで終わることができるので、非常に便利なのです。
お手軽なだけに、離れにくいのです。
逆に言えば、ロックするのに30秒かかったり、パスワードが20ケタだったりすれば依存にはあまりならないと思います。
それだけこの即時性というのは罪が重いと思います。
だって、あなたも一度はなったことがあるであろうインターネットの通信制限にかかったときってすごくイライラしませんか?それは即時性がないからなんです。すばやく情報にアクセスできないので、落ち着かなくなってしまうのです。これがパソコンだともうちょっと待てます。
SNSもそうです。手紙であれば自分が郵便に出してから相手に届くまで時間があり、また相手から自分に届くまでに時間がありました。
それがメールになり、すぐに届くようになり、SNSになってそれに拍車がかかりました。
手紙で「やっほー今何してる?」だのメールで「絵文字だけ」なんて送らないと思います。そういった軽いことができるのは、SNSの即時性によるものです。
このSNSともとから即時性に優れるスマホがタッグを組むことで「最凶」になってしまうのです。最も凶悪という意味です。
スマホ依存にならないための対策
基本的に先ほど紹介したスマホ依存の要因を避ければそれが一番の対策になると思います。
つまり、
- なんでもできないようにする
- 携帯するのを控える
- 使いにくくする
ということです。2と3はほとんど同じ意味です。
1は、スマホの機能の制限したり、アプリの数を少なくすることで対応できます。
2は、肌身離さずスマホを持っておくのではなく、カバンの中や、ちょっと手の届かない所に置くといいと思います。
3に関しては、例えばアプリを起動しにくい位置にしたり、電源を切ったりパスワードを長くしたりと、使い勝手を悪くすることで対応しましょう!
まとめ
スマホに依存してしまうので本人の性格や社会環境だけではありません。
スマホにも「多機能性」「携帯性」「即時性」の3つが、主にスマホ依存に影響を及ぼす要因だと考えられます。
あまりにスマホが便利すぎて、そして当たり前すぎて気づかないことかもしれません。
しかし、わかっていれば対処はできます。この3点を意識すれば自分がどうしたらスマホをやらずに済むのかがきっとわかることでしょう。
それでは、スマホ”に”使われるのではなく、スマホ”を”使う生活を!
日々の生活によりよいを
ノリ
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