こんにちは!ノリです。
突然ですが、「あなたの趣味は何ですか?」
と面接の場面で尋ねられた時のことを考えます。
私の趣味はバスケットボールとゲーム、それと読書です。
今、「ゲームやアニメは趣味じゃだめなの?」と、思った方。今回はそれについてのお話です。
趣味って言われてもウケがありますよね。面接のときに「ゲーム」や「アニメ」などと言いにくい雰囲気はあるかもしれません。「映画鑑賞」などは許されている感じはありますが。
これらの趣味は、結論から言うと、もう少し具体的に話せばOKだと思います。
でも私はここで少し疑問に思いました。
そもそもなんで趣味にケチをつけられなければいけないのか!
あえて言おう!カスであると!!(言い過ぎ)
ということで今回は娯楽と趣味と特技の違いを考えます。そして次回は趣味にケチつける人はたとえ面接官であっても許されないということをお話します。
それぞれの違い
趣味
趣味と検索するとまず出てくるのが「趣味ランキング」や、「オススメ趣味」、「お金のかからない趣味」などです。
狂気。
趣味がなぜランキングが必要なのでしょう。なぜ誰かと同じ趣味でなければいけないのでしょう。全くもって意味不明です。
原因と結果がごっちゃになっています。
もちろんやってみて気に入るというのはあると思います。しかし、大抵はいつの間にか趣味になっているもので、気になることをはじめてみたら好きになっていたということが多いと思います。
別に趣味がないならないでいいですし、自信を持った方がいいと思います。何も好きなことがないなんて人はいないでしょうし。
好きなことを趣味にして何がいけないのかわかりません。
趣味とはもともとそういうものです。
恋人を好きになるのではなく、好きな人が恋人なのです。
趣味を好きになるのではなくて、好きなことが趣味になるのです。
仕事とは関係のない道楽。これが趣味です。
加えて、趣味には結果が求められません。これは重要なことです。
大会で結果を残したとか、1日何時間練習している、何冊、何本を月に読むなんてことは趣味というくくりに限って言えばどうでもいいことです。
好きだから趣味になっているのであって、時間がとれないとか、上手とか下手とかは関係ないと私は思っています。
かといって、それを趣味と言わない人と同じレベルではあまり趣味とは言えないのは確かです。
しかし、「好きだ!」と胸を張って言えるならそれは趣味でしょう。
問題はそれを「人に言いやすいかどうか」なのですが。
娯楽
娯楽は趣味に比べるともっと遊びのような印象を受けます。
しかし、実際に意味の違いはほとんどありません。
ただ、私たちが娯楽を下に、趣味を上に見ているだけで、両方とも仕事や睡眠、食事以外の余暇時間に楽しみとして行う活動です。
だから仕事が趣味というのはおかしいですし、食事は娯楽ではありません。
正しくは趣味が仕事になっている、グルメが趣味ということになります。
正しくはなんて言いましたが、実はこれも少し違います。
仕事を大変な労働ととらえるか、収入を得るための活動ととらえるかで話は違ってきますし、グルメもただ食べるだけでは誰でもやっています。それではこの違いはどこからくるのでしょうか。
言葉の使われ方として、「娯楽」はもっと非生産的でただ楽しむだけのことのような意味合いを含むことが多そうです。
次にお話する「特技」よりは「遊び」に近そうですね。娯楽を英語で表現するとamusementとなりますが、これはアミューズメントとしてカタカナで使いますね。アミューズメントパークというと遊園地ですし、やはり遊びに近いのかもしれません。
特技
上の二つに比べると特技はまだわかりやすいですし、意味のズレも少ないです。
なぜなら、「他人に認められるくらい得意なこと」という定義で用いることが多いからです。
特技は、自分が認める特別な技能という意味ですが、特別にはどうしても絶対的なものではなく、相対的なものになります。
特別が絶対的なものだったら、すること全部が特別になってしまいます。特別が相対的なものである以上、特技も他人からの承認が必要だと私は考えます。
もちろん誰にでも認められる必要はありませんが、少なくとも誰か一人くらいは認められないと特技とは言えないでしょう。
「特技は将棋です」といくら自分で言い張っていても、誰にも勝てず、誰からも認めれてもらえなければむなしいだけになってしまいますし、うそつきと判断されることもあります。
そのため、特技とは自分だけが言い張るものではなく、他の人の視点も重要なポイントだと考えました。
また、中身の問題もあります。
「特技は読書です」と言った場合は、
- 読むはやさ
- 内容を覚えていること
- 内容を人に話すのが上手
- 一日に読む量
- 本から何かを学び取るのが得意
など色々あってわかりません。なのできちんとその中身を説明する必要があります。
これは趣味も同じことです。
ひとくちに「バスケットボールが趣味です」といっても、観戦が趣味なのか、それも日本のバスケかNBAやヨーロッパリーグなのか、それとも自分がやるのが好きなのか、フリースタイルが好きなのか、ストリートバスケが好きなのか、公式試合が好きなのか、シュートが好きなのかわかりません。
これは聞かれれば答えればいいのですが、聞かれなかった場合はなんとなく悲しいですね。せっかく好きなことについて聞かれたのに、話させてくれないなんて。
どうやら言葉の使い方にズレがある以上は、具体的に説明するしかなさそうです。
ここまでをまとめると
- 趣味と娯楽の意味はあまり違いがない
- しかし、多数派の使い方としては趣味が上であり、娯楽は下だ
- 特技は得意でも、他人に認められないと特技とはいえない
です。ここで新しい問題が出てきます。
それは、人に認められないことを趣味と言い張った場合です。
まとめ
冒頭でゲームやアニメは趣味じゃないの?というような疑問を発しましたが、もう一度この問題について考えてみましょう。
特技は、それが人に見せるものである以上、他人から認められる必要があるとお話しました。
しかし、趣味ではどうでしょう。
趣味は別に見せる必要がないのです。自分が好きなことが趣味なのですから、好きでないことを趣味と言っているのではない限り、中身は関係ありません。
なのに、なぜ趣味の中身が問題になるのでしょう。
このことについては以下の記事にまとめましたのであわせてどうぞ。
[link url=”https://noritlas.com/post-0/”]
また、以下の記事では就職活動における特技について詳しく扱っています。
[link url=”https://noritlas.com/my-store/”]
日々の生活によりよいを
ノリ
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