こんにちは!ノリです。
サイト紹介もこれで6回目です!!
前回はこちら。
今回は身近な疑問に答えてくれる子どものためのサイト
学研キッズネットをご紹介します!
学研キッズネットとは
学研キッズネットとは大手出版社の学研出版のある学研グループが運営している情報サイトです。
「学研キッズネット」は、小・中学生たちに楽しくインターネットを体験してもらうことを目的に1996年4月にスタートしました。以来、「学習」「科学」など学研の雑誌との連動、フォーラムやチャットなどのオンラインコミュニティの設置など、小・中学生だけにとどまらず、子どもと関わるすべての人を対象にした豊富なコンテンツを紹介し続けています。(サイト本文より)
キッズと名前がついているので子どもをターゲットにしたサイトと思うかもしれませんが、上記にあるとおり、子どもとかかわるすべての人を対象としているところが大きな特徴です。
さっそくこのサイトの凄いところをご紹介していきます。
学研キッズネットのここが凄い!
素朴な疑問に答えてくれる
学研キッズネットがすごいのは科学なぜなぜ110番というコーナーがあるからです。
これが素朴な疑問に対してサクサクと解説しててとても良いのです。
たとえば、どうして目はふたつなのに物はひとつに見えるの?という疑問があります。
あなたはこれを説明できますか?
学研キッズネットの回答はこちらです。
目というのは、ものを見るところではありますが、目にものがうつったときに「ものが見えた」と「目」そのものが感じるわけではありません。目にうつった像(ぞう)が、ちょうどテレビの絵が電波で送られてくるように、別の信号にかえられて脳(のう)へ送られ、そこではじめて「ものが見えた」と感じているのです。
ところで、ものを見たとき、右の目と左の目にはほとんど同じ像がうつりますが、それぞれの目の内側半分と外側半分は脳の別のところへ送られています。つまり、右の目の外側半分は右の脳に、右の目の内側半分は左の脳へ送られ、左の目の外側半分は左の脳へ、左の目の内側半分は右の脳へ送られることになります。
少し複雑(ふくざつ)ですが、右の脳では、両方の目で見た右半分がとどけられ、左の脳には見たものの左半分がとどけられると考えればいいでしょう。このふたつが脳の中で合わさり、全体の像が見えたと感じるわけなのです。(サイト本文より)
なるほど。わかりやすい!
って子どもがこんなの読んでもわからないんじゃ……!?
そのために大人がいるのです。
大人がこれを読んで、自分の言葉にして子どもに説明する。
これが良い使い方だと思います。
他にも
- テレビのリモコンはどうやって遠くから操作できるの?
- 火はどうしてもえるの?
- 水はどうしてつめたいの?
など、様々な疑問を考えるヒントをくれます。中でも驚いたのは人間はどうして死ぬの?という疑問です。
素朴だけど答えにくい質問ですね。
今の親のどれだけが真摯に向き合えるのでしょうか。
大人もこのサイトから学ぶことは多いということです。
100円ショップ大実験が面白い
100円ショップで売っているモノで実験をやるという企画です。
これ、とてもワクワクします!
小型マッサージ機を分解して回転部分を使い、効率的に飲み物を冷やすマシンをつくったり、園芸用の金属ネームプレートでボルタ電池をつくったりと、本格的です。
しかも、ただつくるだけと思ったら大間違い!仕組みについても丁寧に解説してくれています。
今すぐつくりたくなるようなモノもいっぱいですし、費用もあまりかからないので自由研究にもオススメですね。
学習百科事典に感動
私が学研キッズネットで一番心を揺さぶられたのがこのコーナーです。
一見すると何の変哲もないただの事典のように思われますが、これが違うんです。
試しに、「化石」の項目をみてみます。
地層の中にのこされている過去の生物の遺体や生活の跡。時代的には地質時代の古生物が対象になる。動物では骨・歯・貝殻など,植物では木の幹・葉・果実・種子などがそのまま,あるいは石化したり,別の物質におきかえられたり,型だけがのこったりしていることが多い。動物の足跡・はい跡・巣穴・ふんなど生活の跡も化石の一種で,生こんとよばれている。◇化石の中で,当時の環境を推定するのに役だつ化石(環境の特徴を示す化石)を示相化石,ある特定の時代にかぎって産出し,地層の時代決定に役だつ化石を示準化石という。(サイト本文より)
なるほど。さすが、わかりやすいですね。
中学理科の内容も入っていますし。
あ、ゆとりだから今では小学校でも習うのかもしれませんが。
示準化石なつかしい……マイナーな用語で変換しにくかったよ。
と、ここまでみてみるとあまりたいしたことはないと思うかもしれません。
しかし、驚くのはここから。
右にこのような図がヌルヌル動きながら姿を現します。
な、なんじゃこりゃーー!!
これは、これこそ私が求めていたものだ!
このような事典を待っていたんだ!!と叫びたくなるようなシステムがそこにはありました。
インターネットの辞典や電子辞書では検索されたものしか表示されないので紙の辞書と違ってぱらぱら見て遊ぶということができなかったので残念でした。
しかし、この関連語を表示させる機能があれば、自分の興味がある事柄をどんどん調べることができます。
これは、偉大。
ちなみに線の太さは関連の強さを表しているそうです。
脱帽。
もちろん関連語のリンクは下にあり、すぐに読むことができます。
感涙。
オススメの使い方と必読ページ
まずはこの学習百科事典をぜひ使ってみてください!
あとは科学なぜなぜ110番もオススメです。
他にも環境なぜなぜ110番というコンテンツもあって、こちらは環境に関係する疑問を中心に構成されています。
中には地球はいつ滅びますか? 人類はいつ絶滅しますか?なんて疑問もあってどっきり。普段は考えもしないですよねこんな疑問。
子どもから学ぶことは本当に多いと思います。
まとめ
純粋な気持ちはどこへいったのか、オトナ(あえてカタカナ表記)たちは心を亡くすと書いて「忙しい」の言葉通りに純粋な気持ちを段々失っているのかもしれません。
そのような人たちに輝きを取り戻すのは子どもであり、子どものときの記憶でしょう。
あのころに戻ってください。
未熟でいいんです。
失敗の日々。
知らなくていいんです。
疑問の数々。
知らないということから目を背けずに、知ろうという精神こそが尊いものになるのですから。
日々の生活によりよいを
ノリ
カズサのひとこと
<なんかいいこと言ってるように聞こえる……>
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