こんにちは!ノリです。
今回もサイト紹介をやっていきます。
先日このような記事を投稿しました。
この記事を読んで考えることの大切さや人類の英知とも呼べるような知識がたくさんつまっています。もちろん知識に変えるには自分で考えるしかありません。
しかし、考えるといってもどうやってやればいいのかわからない方も多いかと思います。
私もいつまでも手さぐり状態です。
考えることを考えるのは哲学が得意とする分野です。得意というよりはそうするしかなかったような感じですが。
ということで、考えに考え抜かれた偉人の哲学(考えることが哲学なので考え抜かれた哲学というのも少しおかしいですけど)を学ぶためのよいサイト
「Philosophy Guides」
をご紹介します!!
Philosophy Guidesとは
Philosophy Guidesとは、哲学初心者のための解説サイトです。
運営しているのは2016年に全国の書店で販売されたあの本の著者
タイトルには読まずに死ねないなんて物騒なことが書いてあるのでお堅い人なんだろうなと思いますよね。
名著50冊を紹介して終わるだけの本を書くくらいだからサイトの方はもっとお粗末なんだろうなと思うかもしれません。
しかしこれが違うんですよ。
このサイト、凄いです。
もともとサイト運営からはじまりったので本より質が高いんです。無料なのに。
読まずに死ねないなんて書いてある本を書いている著者ですが、正直このサイトだけで事足ります。
実際の本なんて本当に興味のある方だけ読めばいいです。
そうでない方は今からご紹介するコーナーで満足できてしまいます。
それではさっそくみていきましょう。
Philosophy Guidesのここが凄い!
初心者にわかりやすく哲学書が解説されている
哲学早わかりのコーナーでは、数は少ないですが哲学者のことが簡単にまとめられています。
中身は哲学者の思想が凝縮されたものになっていて、無駄がないです。
中世の哲学者中心にはなっていますが、プラトンもちゃんといます。彼のコーナーだけやけに短いですけど。
また、超コンパクトまとめというコーナーでは、1冊の哲学書の内容が1ページに収まるように圧縮されています。こちらもあまり冗長ではなく、読みやすいです。
脱哲学初心者にも対応
哲学をある程度勉強したいけど、まだ哲学書を読むには知識が足りないと感じる方にオススメしたいのが詳細精読のコーナーです。
このコーナーでは、哲学書がざっくり解説されていると思いきや、引用や著者の意見を織り交ぜ、しっかりと解読されています。
実際の本を片手に、このサイトを読むとわかりやすさが上がるでしょう。
このブログと方針が似ている
いまあなたが読んでいるこのブログ「ノリトラス」は「日々の生活によりよい」をテーマにしてブログを運営しています。
それはこちらの記事でもお話しました。
このブログを読んで情報を取捨選択して、考え、そして知識や技術に変えていくのが目的です。
と、かっこつけたことを言っていますが、アクセス数は伸びていません。
私のしていることが日常で即座に役立つ情報と、人生で長く付き合うことになる情報の両方を記事にしているからです。
なぜそんなことをしているのかというと、日常的なことがないと読者が入ってこないですし、哲学が役に立つといわれてもピンとこないだろうからです。それと書きやすい。
その点Philosophy Guidesは哲学のことについてしかほとんど触れていないので哲学を求めている人にとっては無駄がありません。それはコンテンツの量にもはっきりとあらわれています。
最新の更新を見ると、記事自体は2016年7月にとまっています。
それは書くことがなくなったというより、その使い方の問題だと思うのです。
それではこのサイトの使い方をご紹介しましょう。
オススメの使い方と必読ページ
まずは[Q&A]歴史上最も真理に近づいた哲学者は誰ですか?のページを読むことをオススメします。
その中に書かれていることはあらびっくり。真理など存在しないというのが回答になっています。
だったら哲学をすることに意味はないのでしょうか。しかし話はそんなに簡単ではありません。
結局一周してきただけなのですが、おそらく彼ら哲学者は進歩しています。それを知るために詳細精読のコーナーも読みましょう。
時系列順になっていないのが少し不便ですが、我慢するしかありません。
本当は時系列順に追っていって、その当時がどういう環境で、どういう人に影響されたのかを一緒に考えるとまた違うことが見えてくるのでオススメなのですが。
まとめ
Philosophy Guidesは決して豊富な内容があるわけではないです。インクワイアリーと比較しても知識が多いとも、一般の人に理解がしやすいとも言えません。
だとしたらなぜこのサイトを紹介したのか。
それは知ることを第一にしつつ、そこにハマらないでほしかったのです。
知ることに重きを置くのはよい事ですが、何事も行き過ぎるのは足りないのと同じです。
科学技術の発展と大気汚染はきっても切り離せません。
痛ましい事件の数々も、「知りたかった」という理由で人を殺めるのもおかしいと思います。
哲学とは、知ることではありません。
哲学者の名前を言えることでも、哲学書を読むことでも、真理を追究することでもありません。
哲学とは、考えることなのです。
そのことをこのサイトの人はきっと知っているのでしょう。だからこそ、無駄のない構成になっているに違いありません。
私(ノリ)の記事も2000文字前後で無駄がなくシンプルにまとまればいいのですが。どうしても余計なことを書いてすぐ越してしまいます。これは嬉しい悩み??
日々の生活によりよいを
ノリ
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