人の趣味をけなす、悪口を言う心理とは?賛成ではなく、認めることの大切さ

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こんにちは!ノリです。

先日は趣味と特技と娯楽の違いをお話ししました。

趣味と娯楽と特技の違いって?意味をわかりやすく解説!

上記の記事で、趣味は本人が好きなことなら中身はなんでも良いという結論が出ました。

しかし、現実には他人の趣味の悪口を言ったり、バカにしたりする人がいます。

この人たちは一体何なのでしょう。

勝手に聞いてきたくせに否定するなんてどんな考え方の持ち主なのでしょう。

今回はその謎について話していきます。

それと、趣味の言葉の使い方が間違っている人に対しての私の考えも述べておきます。

 

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なぜ趣味が否定されるのか

採用面接の場合

たとえば、あなたが採用の面接に、希望者として来ているとします。

あなたはこう聞かれます「趣味や特技はありますか?」

趣味が好きなことであることは知っているので、なんのためらいもなく、あなたは正直に答えます。

たとえば、ゲームをすることが趣味だとしましょう。

すると、面接官はこう答えるでしょう。

「なるほど。しかしそれは趣味じゃない」

なぜか?

面接官の仕事は、就職を希望してくる人の中から、企業に合った人を採用するというものです。

企業が求める人は能力であれ、経験であれ様々ですが、できるだけ合う人に入社してほしいという思いは同じです。

面接官の思いは、企業の考えでもあるのです(そうでないなら面接官失格なので早々に辞めていただきたい)。

この場合でいうと、企業からのメッセージは「ゲームだけを趣味にしている人は採用しない」ということです。

 

会話はキャッチボールによく例えられますよね。

面接も同じです。相手と適切にキャッチボールできなくてはあまり意味がありません。

趣味の話はもちろん希望者にとっては、自分の話せる分野であるので、たくさん話したいはずです。

しかし、面接なのできっと控えめに話すでしょう。

なぜなら面接官は趣味を聞いてその反応から人物を見ているのであって、趣味そのものについて興味があって聞いているわけではないのです。

これが趣味が否定される理由です。

しかし、趣味とは好きなことです。

好きなことを否定されたら誰だって怒るでしょう。

中には自分だけが理解できればそれでいいと思う人もいるかもしれません。それでも、誰からも理解されないのも悲しいものです。

理解されないだけならまだましですが、否定されるともうどうしようもありません。

キャッチボールも何もありません。

こっちが投げたボールをキャッチしてゴミ箱に捨てられたら唖然です。何も言えません。

 

友達の場合

友達から趣味を否定されたことってありませんか?

あれだいぶ悲しいですよね。

もちろん人にいいにくい趣味というのもあるとは思いますが、否定せずとりあえず聞いてくれよ!って思います。

それではなぜ否定してしまうのでしょう。

私は、ただ驚いたからだと思います。

自分が理解できないものってなんだか怖いですよね。

認めたくない気持ちもわかります。

おそらく自分が理解できないものを認めてしまうと、それを賛成しているのと同じと考えてしまうのでしょう。

しかし、これは違います。

存在を認めることと、それに賛成するかどうかは別の話です。

この違いは重要です。

 

理解してくれなくていい、賛成しなくていい

さて、これは趣味だけに限った話ではありませんが、認めることと賛成することは違うのです。

認めるとは、賛成するか反対するかより前に来ます。

あなたの考えがあることを認めるということです。

賛成や反対をするのはその後。

認めたからって賛成する必要はありません。

認めたうえで、反対してもいいのです。

認めず、反対されたらその人が悲しい気持ちになるのは当然です。

誰だって存在や考え方を認めてもらえなかったら不快になります。

人の趣味を悪く言う人はこのあたりをはき違えているようです。

認めていれば、悪く言う理由はどこにもないのです。

「わからないでもない」と言えば十分です。

それなのに、「おかしい」だの「それは趣味じゃない」だの言っている人はその存在を認められない、つまり、自分が考える世界でしか世界は動いていないと考える人でしょう。

そういう人の心理は、自分が認められないものは存在しなくていいという考えなのかもしれません。

あなたも他人の考えを頭ごなしに否定したことは1度や2度ではないはずです。

理解できないから怖い。存在を認めたくない。

でも、一歩踏み出して、認めてみましょう。

「そんな考え方もあるんだ」、「そう考えるには何か理由があるんだ」と思えば、あまり怖くはありません。

繰り返しになりますが、賛成するかどうかは別の話です。

逆に、趣味を否定された人は、存在も否定されたのか、理解されないだけなのか聞いてみるとより相手の考えがわかるかもしれません。

 

まとめ

ここまで、人の趣味を悪く言う心理についてお話してきました。

それは、面接であれば企業に合っていないというメッセージであり、友達であれば理解できないから存在しないものとして扱いたくないという気持ちでした。

そしてそれらの考えは、認めることと賛成することが同じになってしまっているということをお話ししました。

趣味は、その人にとっての好きなことです。好きなことの中身は人それぞれ。何だっていいのです。

しかし、人の趣味を頭ごなしに否定するのはよろしくありません。

否定された人は、もう少し話を聞かせてあげましょう。その場合、自分の考えを理解してくれない人もいるという考えのもと、内容を考えるといいです。

否定してしまった人は、もう少し聞いてみましょう。意外と自分の好きなこととの共通点があったり、考え方が似ているかもしれませんよ!!

 

日々の生活によりよいを

ノリ

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