こんにちは!ブログ「ノリトラス」のノリです。
さて、検索から来たあなたは「読書感想文 書き方 」などで来られたと思います。
読書感想文って小学生でも中学生でも高校生でも書かされますよね。
私も作文や読書感想文を書いたことは数多くありますが、この楽なのか難しいのかよくわからないような課題があまり好きではありませんでした。
なぜ好きではないかというと、何をどこまで求められているのかわからないからです。
読書感想文を書く上で、どうやって書けばいいかわからない、3枚以上とか言われても3枚を少しでも過ぎたらOKなのかわからない、「あらすじを書くな」と言われる、など様々なわからないことがあります。
そもそも読書感想文自体、文字を埋めるだけなら簡単なコツがあるのですが、本気で読書感想文を書くとなるととても子どもにはできないことなのです。
理由は後ほど説明しますが、特に本を普段読まない人にはまずできません。このことをまず肝に銘じておきましょう。
でも、できなくてもやらなければいけないのが学校の宿命。このページをご覧のあなたは少なくとも「やろう」という意思があるだけ立派です!
そこで、今回はそんな立派なあなたにアドバイスをしたいと思います!
中学生でも高校生でも大学生でも使える情報をお届けします!
読書感想文とは
まず読書感想文って何?というところからはじめましょう。
読書感想文は文字通り、読んだ本の感想を文字にするというものです。
多くの場合課題になっていて、「やらされる」ものです。
しかし、課題図書として読む本が決められている場合以外は、何の本を読んでも自由なことが多いですよね。
読書感想文はこの点が大切で、書評と呼ばれる本の評価と意味が違うのはここにあります。
書評は客観的に、つまり自分のことはおいておいて、みんなが感じるように感じる文章を書かなければいけません。冷静に分析したり、疑問を上げたりすることが求められます。
普段の国語の授業はどちらかというとこちらに近いです。特にテストや受験となると自分の感想ではなく作者や登場人物の気持ちになって考える必要がありますよね。
これに対し読書感想文は主観的に、つまりみんなの意見はおいておいて、自分が感じるように文章を書くことが良しとされるのです。
なので、作者の気持ちなんて考えなくていいですし、正直な話「この本は私には合わなかった」と言ってもいいのです。
でもそれがあまり良くないのはなんとなくわかります。
なぜかというと、読書感想文をやれという先生は「その本を読んで何を得たか、どう変わったか」を聞いているのであって、「その本を読ん何を失ったか、何も変わらなかったか」は聞いていないからです。
そう期待されている以上、変に逆らっても仕方ないので、ここは素直に従っておくとしましょう。なんか悔しいですが。
読書感想文の書き方のコツ
①好きな本を探す
まずは本を選ぶところからです。ここで自分に合わない本を選ぶと苦労するので、自分の好きな本を選びましょう。
なるべくなら家にある今まで何回も読んだ本がいいですね。
もしくは何回も図書館や図書室で借りたことのある本。
それもなければ自分の好きなジャンルから選びます。
推理、恋愛、冒険、ファンタジー、SFなど様々なジャンルがあります。その中から自分の興味のあるものを選んでみましょう。
興味のあるものさえわからない?そんなあなたはまずは図書館や本屋さんに行って本を眺めましょう。読む必要はないのでとにかくその空気に触れることです。
本を読んだだけで吐きそうというあなたは仕方ありません。とっておきの秘策、伝記があります。
有名どころだと映画になっていますし、授業で習った人も多いのでそうした偉人の伝記にしましょう。
②名言や名シーンを拾う
本はとりあえず嫌でも全部読んでください。その後、いよいよ感想文を書いていきます。
と、その前に自分の印象に残ったセリフやシーンをメモしておきましょう。
できれば本にふせんを貼ったり、ページ数もメモしたりするといいです。
これを中心にしていきますので、正直に感じたままにメモしてください。
面白いと感じたところ、悲しいと感じたところ、怒りを感じたところ、なんでもいいです。その感情もついでにメモします。
それと、あらすじもメモしておきましょう。
「いつ、だれが、どこで、なにを、どうした」を意識して、3文くらいでまとまると後がすっきりしていい感じです。
③一気に書く
やっと感想文を書いていきます。
書き出しがわからないという方は、その本との出合いを書きましょう。いつ、どこでどのようにして手に入れて読んだ本なのか、そのときどう思っていたかを書きます。
先生の大好物は変化なので、「読書感想文が嫌いなので、本もなんとなく選んだ」ではじまって、「今の自分を考えるきっかけをもらった」でおわらせれば大丈夫です。
大切なのは、本ではなくあなたです。
本の内容ではなく、あなたの感じたことや変化が知りたいのです。
だからそのことを多めに書きましょう。
ここで、注意です。
読書感想文を書くときは一気に仕上げましょう。
なぜこれをしないといけないかというと、感情は移ろいやすいので書いている途中で今の自分と違うということになってしまうかもしれないからです。
特に借りた本なら返さなければいけないので、それまでに終わらせる必要があります。
ここは集中して、サクッとやりましょう!
まとめ
- 好きな本を選ぶ
- 名言、名場面を拾う
- 一気に書く
何度もいいますが、大切なのは本を読んであなたがどう感じたかです。
それが感想というものです。
これは楽といえば楽ですが、自分の気持ちを文字で表すって思ったよりも大変で、難しくもあります。
だからこそ、これもひとつの成長だと思って、取り組んでみてください!
日々の生活によりよいを
ノリ
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