レビュー:「バイオハザード(無印)」これがバイオの原点。

ゲームレビュー

こんにちは!ノリです。

前回紹介したバイオハザード5、以前紹介したバイオハザードリベレーションズに続き、バイオハザードシリーズを紹介していきます!

今回紹介するのはいわゆる「初代バイオ」です。

サバイバルホラーの原点として現在でもリメイクが何度もされている本作。

シリーズ最高傑作という評価もあるほどです。

それではさっそく紹介していきます!

 

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バイオハザードとは

今ではハリウッド映画にもなって有名になった「バイオハザード」、発売当初はB級ホラーといった位置づけでした。

バイオハザードを日本語に翻訳すると「生物災害」ということで、この言葉は実際にあって、このゲームだけを指すわけではありません。

略称は「バイオ」「バイハ」などがありますが、ここでは「バイオ」に統一します。

でも、バイオというとバイオ燃料やVAIOというパソコンが思い浮かぶかもしれませんね。でも、私にとってはバイオはバイオ。この呼び方でいきます。

バイオハザードも今では様々なジャンルになって発売されていますが、その原点はこの初代にあります。

このソフトがなければ以降の作品は生まれなかったということです。

だから、リアルな一人称視点のバイオハザード7や、どんちゃん騒ぎのTPSのバイオハザード6を楽しんだ方にも、ぜひ初代だけはオススメしたいと思っています。

そして、その怖さに度肝を抜くことでしょう。

 

ゲームの評価

システム:10

監視カメラのような視点でキャラクターを操作するのですが、これがとても操作しづらいです。

あれ、操作しづらいのに評価が高いってどういうこと?ってなったあなた。

そこが逆に良いんです。

ホラー映画をみてください。モンスターに襲われて逃げている主人公が、何もないところでこけたり、ドアを開けるのを手間取ったりしていませんか?

「そんな焦るなよ」って思ってみていた方もいると思います。私は怖がりなので(そもそも隠れて画面を見ていない)それどころではありませんでしたが。

しかし、バイオではそれと同じことが意図せず起きるようになっているのです。

あれ、どっち向いてるの!とか、ドアに着く前からボタンを連打とかはバイオ初代ではよくあることです。それが大きく緊張感を盛り上げています。

操作性が悪くて良いゲームってほとんどないと思いますが、このソフトは例外です。

 

それと、ロード時間に扉を開ける演出が入るのですが、これが怖くて怖くて。

こんなのですね。

ロード時間を退屈させないように考えられたシステムらしいです。

正直「天才か。」と思いましたね。普通こんなこと思いつきません。

ロード時間さえもゲームの一部にしてしまう工夫は素晴らしいです。

 

あと、セーブの回数に制限があるところも好きです。ホラーゲームだとセーブばかりしていればある程度対策できてしまいますからね。

セーブの場所も決まっていて、そこは安全地帯になっています。曲は後で紹介します。

それとタイプライターを打つ音もいいですよね。安心感があります。

 

他には、弾薬の数が少なくて基本的に敵はよけて進まないといけないところとか、ストーリーが進むにつれて敵がつよくなるところとか、控えめに言って最高です。満点。はなまるです。

 

音楽:7

リメイク版ですが、セーブ部屋の音楽だけが癒しです。本当に。

ホラーで音楽って大事ですよね。一番怖いのは無音だったりしますが。

 

 

グラフィック:8

初代のグラフィックはあまりすごくありません。当時はすごかったかもしれませんが、今見るとポリゴンしてます。

でも、それがいい。今のゲームはリアルになりすぎてて逆に怖くないです。

あの微妙な感じが一番怖いかもしれません。

リメイク版は綺麗になりましたが、それはそれで怖いです。でも私はリメイク前の方も好きです。

 

ストーリー:8

舞台は1998年のアメリカの洋館です。

ちょっと長いですがwikipediaの紹介をまとめておきます。

1998年夏、アメリカ中西部の地方都市ラクーンシティの郊外で、孤立した民家が10人前後のグループに襲われ、住民が食い殺されるという猟奇的殺人事件が発生した。その異常性にも関わらず犯人の特定はなされず捜査は難航。その後も犠牲者が続出したことで、事態を重く見たラクーン市警は特殊作戦部隊S.T.A.R.S.(スターズ)に出動を要請する。7月23日の夜、同部隊のブラヴォーチームが街郊外のアークレイ山地にヘリで捜査に向かったが、その後通信が途絶え、チームは行方不明となってしまう。
翌日24日の夜、S.T.A.R.S.アルファチームがブラヴォーチーム捜索のため現場へと向かい、墜落したヘリとパイロットの遺体を発見。直後、皮膚の至る所が腐り落ちた、異様な姿の野犬の群れに襲われる。隊員の一人ジョセフが死亡、一人は行方不明となる。ヘリで待機していたブラッドは、恐れをなして仲間を置いたままヘリで飛び去ってしまった。残された隊員たちは森の中を逃げ回るうち、一軒の古びた洋館を発見してどうにか逃げ延びることができた。
しかしほっとする間もなく、一発の銃声が玄関ホールに届く。主人公が銃声のした方角の部屋へ向かうと、そこには森の中の野犬と同じく、全身が腐り果てた、どう見ても死んでいるはずなのに動く人間――ゾンビと、それに食い殺されたブラヴォーチームのケネスの遺体があった。あまりにも異様な状況に、主人公は隊長のウェスカーに報告しようとするが、玄関ホールを確保していたはずのウェスカーは忽然と姿を消していた。腐った野犬の群れに囲まれているため玄関から外には出られず、残された主人公は他の仲間と脱出手段を見つけ出すため、単独もしくは仲間と手分けして館の中を捜索することになる。(wikipediaより)

当時では既に「ゾンビ」という名称が定着して、映画もあったようですね。ですから馴染みやすかったと思います。馴染みたくないですが!

 

遊びやすさ:7

対応機種はプレステ、PS3、PS4、ウィンドウズ、Xbox360、XboxONE、セガサターン、PSPなどがあります。

ディレクターズカット版などもあり、ややこしくなっていますが、基本的には同じです。

私としてはプレステ版をオススメします。

ブックオフだと200円くらいで買えますし。

最新機種のバイオはまだ持っていないので遊んでみたいです。

 

総合:8

全体として非常にクオリティの高い作品です。

決してB級ホラーとあなどってはいけません。

欠点らしい欠点はありませんが、あるとすればやはり「怖い」という点に尽きるのではないでしょうか。ここを克服できなければ遊べませんからね。

あとは、謎解きが少しわかりづらくて、攻略が欲しい部分もあるかもしれません。

といっても、欠点と言えばそのくらいです。よくできたゲームです。

 

こんな人にオススメ

  • バイオの原点を知りたい方
  • 夏を涼しくしたい方
  • 難しいホラーもなんのそのな方

 

まとめ

私がこのゲームをはじめてやったのが高校生の時ですから、ちょうどいいタイミングで遊べたのかなぁと思っています。

幼過ぎても怖くてできませんし、大人すぎても怖くありませんから。

でも、今やっても絶対怖いと思います。ああ恐ろしい。

ちなみに世代的には私はバイオ5世代で、初代バイオが発売されたのは私と同じ歳なんですね。1996年。

それが今でもリメイクされているって考えるとやはり傑作なんだなぁと思います。

 

日々の生活によりよいを

ノリ

 

 

 

 

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