こんにちは!ノリです。
今回はランドナーのブラケットカバー交換の方法についてご紹介していきます。
ブラケットカバーとは、これのことです。
ランドナーのハンドルにあるゴム状のカバーのことを言います。
このブラケットカバーはゴムでできています。そのため時間が経つにつれて劣化します。
私が乗っている「エンペラー・ツーリングマスター」も5年目にして「ぼろぼろ」になっています。
普通は2年ほどで交換みたいですね。命に関係するブレーキなどとは違うので、ぼろぼろだと感じたら交換するのが良いと思います。
今回はこれを交換していきましょう!
必要なモノ
- 交換するブラケットカバー
- ハサミ
- ラジオペンチ
- 細めのドライバー
- 小さめのビニール袋
準備
古いブラケットカバーはハサミを使って切断してしまいましょう。
手で裂けるくらいならだいぶ劣化している証拠です。
私は片方劣化しすぎてちぎれて落としました(笑)。
ブレーキワイヤーを外す①
ブラケットカバーをつけるにあたって、ブレーキワイヤーを外す必要があります。
いくつか工程があるので、順番に説明していきます。
ハンドル近くのこの部分を緩めてブレーキワイヤーを外します。
この部分も黒いところを引っ張って外します。
前輪後輪両方同じように外していきます。
後輪はフレームとワイヤーカバーが(黒いプラスチックの部分)とまっているので、それも外します。
ブレーキワイヤーを外す②
次に「←RELEASE→」
と書かれている金属パーツを左右どちらかにズラします。
奥にズラしてみました。
下から見るとこんな感じになっています。
暗くてわかりにくいかもしれませんが、筒状のパーツに丸みを帯びたパーツがはまっています。
これが「タイコ」というパーツで、これを外せばブレーキワイヤーも外れます。
ブレーキレバーを引くとワイヤーが見えるので、そのワイヤーの真ん中あたりをラジオペンチで挟みます。
そしてそのまま下に動かし、引っかかっているタイコを外します。
これが結構難しいので、もう片方の手を使い細めのドライバーで押したり、色々試します。
ワイヤー自体はラジオペンチで挟んだくらいではちぎれないので大丈夫です。
このように外れます。このまま上に引っこ抜けばブレーキワイヤーが外れます。
触覚みたいですね!
ブラケットカバーを取り付ける
多くの人がそうしているので、今回はビニール袋を使います。
ブラケットカバーにビニール袋を通します。
こんな感じでビニール袋を引っ張りながらはめていきます。
左右にずらした金属パーツはずらしたままでOKです。
「破けるかも!」と思うかもしれませんがゴムですし意外と丈夫です。
でも破けても責任は取れませんのでご了承ください!
一方ビニールはよく破けます。
ブラケットカバーをつけたあとでビニール袋が残っている場合は無理やり引きちぎりましょう。
この画像いる?
天寿を全うしたビニール袋の勇姿をお届け!
ブレーキワイヤー元に戻して完了
新しいブラケットカバーを取り付けたら、あとは逆の手順で元に戻していきます。
タイコをはめるところからです。これも地味に大変ですが、ラジオペンチとドライバーでなんとかしましょう。私は写真どころじゃありませんでした!
ブレーキワイヤーも元に戻しましょう。
ブレーキが外れていたら大変危険なので注意して戻すように!
このように元に戻せばおしまいです。
おつかれさまでした!
今回使用したのはこちらのブラケットカバーです。
ブレーキと同じダイアコンペ製品で、ぴたりとはまりました。
微妙に合わずにハサミで切って整える方もいるみたいです。
中には40年ぶりに交換した方もいてびっくり!大切に使っておられるのですねぇ。
そんなこんなでブラケットカバー交換は以上となります。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
あなたのランドナーが素敵になりますように。
以下の記事でバーテープ交換についても解説しています。
おまけ
作業中にひっそりと息を引き取ったサイクルコンピュータ―。
本体を動かしているうちにプチンとちぎれてしまいました!
この交換はまた別の機会に(笑)
日々の生活によりよいを
ノリ
コメント