こんにちは!ノリです。
今回はNVC(非暴力コミュニケーション)を実践した感想についてお話していきます。
以前、オススメ本で紹介しましたが、あれから実践を重ねて、驚くほどの変化が表れました。
NVCは、「非暴力コミュニケーション」と訳され、世界60か国以上で学ばれているコミュニケーション手法です。
私はNVCを実践することで、人間関係でほとんど悩まなくなったのです。
これから詳しくお話していきます。さっそく見ていきましょう!
どうやって実践したか
とりあえず本を読みこむ
とりあえず書籍、『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』を3周しました。
私は考えてから行動するタイプなので、まず全体の情報を整理してから実践していった方がうまくいくのです。
インターネットでも探せばいくつか情報が見つかりますが、本の方が詳しくわかりやすく書いてあるのでオススメです。
本で読むのが面倒な方のために、一応今後NVCに関する記事をいくつか書いていこうと思っているので、あわせてご覧ください。
自分自身に目を向ける
自分が一番よく知っていて、関わり合いが多い人物とは誰でしょか?
家族?親友?同僚?いいえ、「自分」です。
24時間365日常に一緒にいる人は自分以外にいません。
よって、自分自身に対してNVCを実践することがNVCをマスターする一番の近道になります。
自分自身に目を向けることで、自分が何を欲していて、何を恐れているのかがわかります。
NVCで何が変わったか
怒らないようになった
NVCを実践していて、まず、怒りのコントロールが簡単になりました。
コントロールといっても、そもそも怒らないのです。
話相手の言葉を深く聞く能力が高くなったため、言葉尻が気になることもなくなりましたし、本当は何が言いたいのかというのもだいぶ読めるようになりました。
それはつまり、考える余裕ができたということです。
冷静に言葉の裏にあるものを読み取ることで、怒ることが減ります。
もちろん、怒らないといけない場面もありますが、日常生活ではほとんどその機会はないと思います。
「本当の意味」で共感できるようになった
例えば話相手が何かに悩んでいて、相談を自分にしてきたときを想定してください。
つい「自分もこういうことがあってそのとき辛かったけど今は大丈夫だよ」などの自分語りや、「もっと大変な人もいるからさ」などの不幸競争をしていませんか?
私はNVCを学んでから、これらの「ニセ共感」をすることが減りました。
なぜニセ共感と呼ぶのかというと、それらを言われても何のなぐさめにもならないからです。
そういうアドバイスをする人ほど勝手に満足して、相談に乗った気になりますが、本当の共感はもっと「その人に寄り添った」ものです。
「こういった理由でつらいということを私に知ってほしいのですね」と返すことで、どんどん悩みの本質にせまり、問題を解決することができるのです。
悩む人の答えは悩む人が持っています。誰かに言われたことで腑に落ちることはあるかもしれませんが、最初から少しも考えていなかったアドバイスを受けても腑に落ちません。
相手に本当の意味で共感できるようになったのはNVC一番のメリットかもしれません。
価値観の違いを受け入れられるようになった
考え方の違う人がいても、「違う=悪」と決めつけるのではなく、その違いを受け入れるようになりました。
どうしてその考えに至ったかの話を落ち着いて聞けたり、違う考え方でも話ができることが多くなりました。
私は今まで、価値観の異なる人とあまり話をしたいと思いませんでしたが、今は積極的に話をして、理解したいと思っています。
NVCの実践を通して相手の言いたいことに耳を傾けると、自然と異なる価値観についても受け止めることができるようになってきます。
大事なのは、違いは受け入れ、相手の価値観自体を自分が受け入れるかどうかはどちらでも良いということに気づけたことです。
ニセ共感をしないためにも、受け入れると受け止めるの違いはこれからも身に付けていく必要がありそうです。
まとめ
ここまで、NVCを実践してきた感想と、どうやって実践してきたかのお話をしました。
NVCは普段暴力的なコミュニケーションばかりの人にとっては、一度読んだだけで実践することは難しく、簡単には身に付けることができません。
だからこそ何度も読み、「あるべき普通」のコミュニケーションがどういったものなのかまず頭で理解することが大事なのです。
私はNVCを実践して、人間関係で悩むことがめっきり少なくなりました。
「これは多くの人に広めたい!」と思ったので今回お話することができて良かったです。
この記事をお読みのあなたも、ぜひNVCを実践して日々の生活に役立ててください!
日々の生活によりよいを
ノリ
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