あなたが言い争いで負けてしまう理由と解決策

心理学・マインド

こんにちは!ノリです。

今回は「あなたが言い争いで負けてしまう理由と解決策」についてお話します。

日常過ごしていると、言い争いになる機会が少なくありませんよね。

例えば仲間の意見に賛成できなかったり、恋人と考え方が真逆だったりといったこは珍しくありません。

そういうときに、あなたはつい「そうだね」と聞き役に回って、自分の主張を押し殺していませんか?

「話を聞いていたら相手の方が正しい気がしてきた」と言いながら「一方的に言い負かされた気がする」と思っていませんか?

もしあなたがこれらの質問に「はい」と答えたなら、この記事を読むことが助けになるはずです。

なぜなら、「どうして自分の主張が言えないのか」「言い負けないようには何をすればいいのか」がわかるからです。

それではさっそく見ていきましょう!

スポンサーリンク

言い争いで負ける理由

相手の主張に反論しない

まずあなたが相手の主張に少しも反論していないのであれば、それが言い争いに負ける一番大きな理由になります。

何も言い返せない、ただ聞くだけになってしまっている場合は、言い負けるのは時間の問題です。

聞くだけでは言い負ける以前に、言い合いにすらなりません。

それで自分の言いたいことが言えないなら、不戦敗みたいなものです。

もちろん話を聞くことは、大切です。

ですが、言いたいことや不満を飲み込んでまでそうする必要はありません。

それはただの我慢ですし、マグマのように溜まっていずれどこかで噴火します。

相手の主張に全く反論しないことは、解決への近道ではないのです。

相手の言葉の裏を読まない

相手が何を言っているかに気を取られすぎて、その背景を上手に理解しようとしないと、ただ言い負けます。

自分が主張する以前に、相手から言われたことが気になり、気づけば相手のペースになってるといった状態です。

このような形で言い負けてしまう人は、 「どういう意図で言ったのか」よりも「何を言っているか」を大事にする人です。

同じ「ありがとう」でも、皮肉っぽく言うのと、感謝の気持ちを丁寧に伝えるのでは全く意味合いが違いますよね。

言い負けてしまう人は、例えば相手からの非難や批評を言葉通りに受け取ってしまい、何も言えなくなることが多いです。

言い争いをしているときの大半は、言っている言葉よりも、その裏にある想いの方が大切です。

その想いをくみ取らず、言葉の意味だけ受け取ってつらい気持ちになるのは避ける必要があります。

相手に感情移入しすぎる

自分の主張があるにも関わらず、聞き役に徹していると、そのうち感情移入してしまい、言い負けます。

自分よりも他人を大切にしたいと思っている人に多いです。

感情移入することで相手の気持ちがよくわかるというメリットもありますが、逆にそのメリットだけを相手に利用されることもあります。

相手が絶対的に正しくなり、自分は間違っていると思い込んでしまうのはよくありません。

先ほど言葉の裏を読むのが大切だという話をしましたが、逆に想いをくみ取りすぎて感情に引っ張られるのもよくありません。難しいですよね。

言い負けないようになる対策

ここからは、言い負けないようにするための具体的な方法についてお話します。

基本的には先ほどの逆のことを意識すれば、一方的な言い争いになることはありません。

一つずつ見ていきましょう。

相手の主張に反論する

相手の意見を全て聞いた上で、自分が納得いかないことは反論します。

反論というと、難しかったり、人を傷つけたりといったことを考える方もいると思いますが、もっとやさしく反論することもできます。

それは揚げ足取りや「やじ」とは違うものです。

反論は、話を整理して前に進めていくためにします。

例えば、相手が「あなたが全部悪いよ!!」って言っていたら

「私が悪いのはわかったけど全部じゃない。どこが悪いか一つずつ説明して!」と反論するようなことです。

はじめは難しいかもしれないですし、無理にする必要もないですが、相手の話をしっかりと聞いていれば反論もできるようになります。

言葉の裏を読む

言い負けないようにするには、余計な情報をなるべく頭から追い出すことが大切です。

理屈だけでも、感性だけでも言葉の裏は読めません。

相手が「何を言っているか」にとらわれず、「本当は何を言いたいのか」に思いをはせます。

よくある話として、「もう別れよう」と別れ話を切り出された場合です。

普通は自分のことが嫌いになっらから別れようと言っているんだと思うかもしれませんが、

実は「相手にこれ以上迷惑をかけたくない」と思っているのかもしれませんし、「相手ならもっと良い人に出会える」と思っているかもしれません。

その場合は、言葉だけ聞いて「そっか。自分のことを嫌いになったのか」と捉えるのではなく、「どうしてそんなこと言うの?」と聞きましょう。

それでもややこしいケースとして、「あなたのことが嫌いだから」とウソをつく場合があります。

それすら、「嫌ってもらえれば相手により迷惑をかけずに済む」と思っているかもしれませんから、意外と言葉が本心とは限らないのです。

私も人の心が読めるわけではありませんが、簡単にならわかります。

言葉の裏を読むことで、言い争いで勝つどころか、勝ち負けを気にすることがなくなります。

適度に感情移入する

感情移入しすぎると自分の主張が弱くなりますし、逆に感情移入しなさすぎても、お互いに何を話しているのか理解できないまま気づくと言い負けてしまいます。

最適なのは、ところどころで、「一理ある」と言うことです。

一方的な主張まで全て受け入れることはせずに、「一理ある」と言えば相手は主張が通った気になりますし、自分は感情移入しすぎになることもありません。

適度なバランスで相手に感情移入すれば、相手が何を言いたいのかがわかり、言い争うことなく過ごすことができます。

まとめ

あなたが言い負ける理由と解決法についてお話してきました。

言い負けるのは、相手の主張に反論しない、言葉の裏を読まないといったせいです。

この問題を解決するには、とにかく相手の言うことを受け止めることです。

受け入れるのではなく。受け止めるです。

言い負けるのが嫌なら、そもそも言い争わないのがベストですが、どうしても避けられない言い争いもあります。

そのようなときに言い負けるかどうかは、この記事に書いてある対策をしっかり実践するかどうかにかかっています。

私は自分が言い負けなければ、言い勝つ、つまり相手を言い負かす必要はないと思っていますから、穏便に、言い負けることが減れば幸いです。

決して喧嘩するためにコミュニケーションするわけではないのですから。

日々の生活によりよいを

ノリ

コメント

タイトルとURLをコピーしました