こんにちは!ブログ「ノリトラス」のノリです。
「日常の再考」のコーナーでは日常生活の中で当たり前にやっていることや、普段気づかないようなことをもう一度考えていきます。
今回は睡眠について考えます。
眠ることは人間にとって必要不可欠で、全く寝ない日が続くと幻覚症状が現れ、最後には死の危険があるとされています。
そんな睡眠について、基本的な情報をご紹介します。
睡眠とは
からだの動きが止まり、外的刺激に対する反応が低下して意識も失われているが、簡単に目覚める状態のことをこう呼んでいる(広辞苑より)
たしかにそういわれればそうですね。
なかなか寝ることって定義が難しいかなと思います。だってよく寝る前にいつから寝たことになるんだろうって思ったりしませんか?
私は寝つけがあまり良くないので、よくわけのわからないことを考えてしまいます。
そのことについては後ほど触れるとして、まずは人間以外の動物の睡眠を見ていきましょう。
人間以外の睡眠の長さ
睡眠時間は主に体の大きさに依存するようです。
体が大きいほどあまり眠らない傾向があります。
たとえばネズミは15時間以上、ネコは12時間ほど、ゾウは3時間ほど、キリンに至っては1時間ほどしか眠らないそうです。
キリンって人間なら寝不足ですね。体が大きいほど消費エネルギーが大きいので睡眠時間が長くなると考えていましたが違うのですね。意外でした。
また、体の大きさが同じくらいであれば肉食動物より草食動物の方が睡眠時間が短いです。
ライオンが寝てばかりいるというのは聞いたことがありますが、草食動物の食料はいつでも賄えることができても、カロリーが低いので量を食べる必要があります。
干草を食べているイメージがあるゾウは、1日に200kg以上の草木を食べ、100ℓ以上の水を飲むそうです。そして、1日の大半を食事に費やしているので、寝てる暇なんてあまりないのかもしれませんね。
ちなみにネコは丸くなって寝ているイメージがありますが、これは身を守ろうとしているか寒いときの姿勢で、安心していると仰向けに寝ることもあるそうです。
続いて、人間の睡眠をみていきます。
人間の睡眠の長さ
人類の長い歴史を見ると、人間の睡眠リズムは主に日没後5時間ほど眠り、日中にもう一度眠るというのが主だったようです。
この習慣は17世紀から徐々に減少していき、19世紀の産業革命によってまとまった睡眠時間とまとまった労働時間で効率を上げようとしたことで消滅しました。
しかし現在では昼寝を推奨したり、この個人を無視したリズムに抵抗する動きもあります。私もその一人です。昼寝がないと明らかにパフォーマンスが落ちることが多いです。
昼休みに寝ることは不可能ではないですが、私が眠くなるのはお昼ご飯を食べた数時間後の14時ごろなので時間的に難しいのです。
各自に必要な睡眠時間は年齢によって異なります。
赤ちゃんはよく眠りますよね。泣いているか寝ているかしかないってくらい寝ています。
20歳くらいになるとそれから老年になるまでほとんど睡眠時間は変化しません。
大体が7-8時間の睡眠が良いみたいです。
しかし当然人それぞれです。
物理学者のアインシュタインは10時間の睡眠時間を確保していたといいますし、現アメリカ大統領のトランプは3時間ほどしか寝ていないそうです。
自分に合った睡眠時間が一番です。数多くの学者は、睡眠時間を減らすことを勧めているのは学者ではなく、机上の空論や自分ができたから他の人もできると勘違いしているケースが多いです。
それに睡眠時間が短い方が起きている時間が長くなり、色々できると言いますが、それを他人に押し付けるのはどうかと思います。聞かなければいいんですけれどね。
また、睡眠時間については国や文化によっても違うので一概には言えませんね。
フランス人は平均睡眠時間が長いですし、日本は他の国と比較するとだいぶ少ないです。
好きでその時間ならいいですが、それで寝不足やストレス障害にあったら悲しいですね。
サーカディアン・リズムをご存知ですか?
先ほど睡眠時間には個人差があると言いましたが、それを証明する重要な考え方としてサーカディアン・リズムというものがあります。
簡単に言うと、体内時計のことです。
ほとんどの生物がこのリズムを体内に持っていて、太陽光や気温などで調節されています。
このリズムが乱れると、良くないです。なかなか眠れなかったり、すぐ起きてしまったりします。
そこで、サーカディアン。リズムを整える3つのポイントは、
- 朝日を浴びる
- 朝ごはんを食べる
- パソコンやスマホの画面を見続けないこと
です。これらを心がけることで自分のリズムをつかむことができるはずです。
まとめ
この再考シリーズはなかなか構成が難しいです。
調べれば調べるほど多くの情報が出てくるのでその中でご紹介できるのは一部分だけになってしまいます。
本当は全部お話したいのですが、1記事を長くすると読むのが面倒になりますし、私の主観で偏った情報になるので、ここまでといたします。
気になった方は睡眠についてぜひご自分で調べてみてください。
下にもいくつか参考サイトを挙げておきます。
日々の生活によいよいを
ノリ
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