こんにちは!ノリです。
2024年、私は声を大にして言いたい!
「夏が暑すぎる!!!!!」
連日の猛暑により、各地で記録が更新されています。
どれほど多くの人の健康がこの暑さで損なわれたことでしょう……。
私も体調をわるくした一人です。
だって7月からこんなに暑いなんて思わないじゃないですか!そうですよね!
ということで急いで酷暑を乗り切る方法を調べ、対策をしました。
色んな方法を試しましたが、1位を争うレベルで良いと感じたのが「水冷服」でした。
そんな水冷服を使い始めて1ヶ月が経ったので今回レビューしていこうと思います。
使用したのは山真製鋸株式会社の「アイスマンPRO-X」です。
「アイスマンPRO-X」の性能
まずはアイスマンPRO-Xの特徴と性能をみていきます。
冷たい水で身体を冷やす!それが「水冷服」
「氷と水」で体を冷やす新時代の猛暑対策
2024年はハイスペックモデル
「アイスマンPRO-X」が新たに登場初のハーネス着用を可能とし、
冷却効果も従来の2倍にグレードアップ日本の酷暑に、速攻冷感を
公式サイトより引用
氷で冷やした水で身体を冷やす水冷服!
チューブを通る冷たい水がベスト全体を冷やします。
背負いやすいリュック型
水冷服は「服」という名前にはなっていますが、実際の見た目はリュックに近いです。
後でお話する専用チャージボトルを使用する場合、背中側が平らになるので、ペットボトルよりも背負ったリュックがゴツゴツせずに快適です。
また、専用チャージボトルは丈夫な作りになっていて、耐久性に優れています。
専用のチャージボトルが大容量!
「アイスマンPRO-X」は、「アイスマン スタンダード(旧製品)」と違い、氷を入れておくための専用チャージボトルがあります。
この専用チャージボトルの容量は1Lと、従来の500mLペットボトルの2倍の大きさとなっています。
そのため、単純に冷たさの持続時間が2倍になっていて、チャージボトル1L1本で3時間稼働させることができます。
予備のチャージボトルを冷凍庫や別売りのステンレス真空ボトルに入れておけば、9時間の連続稼働も可能です。
自分は施設で介護士をしているため、冷凍庫に1本入れて6時間稼働で使っています。
水を入れるタンクと水冷服が分離できる
水冷服はその仕組み上、チャージボトルやペットボトルなどの凍らせたものと、チューブを流れる水の2つが必要です。
アイスマンの従来品になかった特徴として、アイスマンPRO-Xでは水を入れるタンクを本体から分離させることができるのが特徴です。
リュック型の水冷服の中に直接水を入れないため、タンク部分に収納スペースがあります。
例えば保冷剤をタンクの周りに追加して水タンクを外から冷やすことも可能です。
これは私の使い方ですが、平たいお弁当を中に入れて保冷バッグとしても使用できます。
私は自転車での通勤のときにこの使い方をしていますが、結構便利です。
水タンクが2重ロックで水がもれにくい
水タンクを分離できて、水が漏れないの?と心配していましたが、問題ありません。
従来品はスクリュータイプの水タンクの蓋だが、アイスマンPRO-Xはジップロックみたいなチャック式で水タンクの口を閉じ、途中で曲げた状態で袋を挟んで固定する2重ロックとなっています。
水タンクの外側にバッグがあるので、万が一漏れてもバッグが受け止めてくれる安心感もあります。
使用環境によって、冷やす部位を少し変えられる
ベルトの調節で胸を冷やしたり、脇の下を冷やしたりできるのが水冷服の特徴です。
空冷服だと空気を送り込むだけになるので、脇などはあまり冷えません。
その点、水冷服は脇の動脈を冷やせるため効率的に涼しさを感じることができます。
「アイスマンPRO-X」の難点・デメリット
ないよりは圧倒的に良いけど、秋になるわけではない
率直な感想は、「ないよりは圧倒的に良いけど、秋のような快適さが得られるわけではない」です。
これを着ているから40度近くの猛暑でも快適に過ごせる!というものではないです。
普通に暑いです。
短時間の炎天下ならまだしも、長時間は室内でクーラーの効いた部屋へ行き来できる環境でないときついと思います。
ハンディファンや空冷服などは高気温では役に立たないですし、同じように冷やして使うネッククーラーもそれほど涼しいわけではありません。
そう考えるとアイスマンPRO-Xは圧倒的な涼しさではあります。
結露する
チューブの中を冷たい水が流れる構造上、チューブが結露して服が濡れてしまうことがあります。
灰色の服など、汗が目立つような服だと、ただの結露が汗っかきみたいになってしまいます。
水冷服を着続けていれば問題ありませんが、何かのタイミングで脱ぐときは気を付ける必要があります。
ぼたぼた水滴がこぼれるレベルではないのでその点はご安心ください。
濡れた服はオキソ漬けするなどして洗うと良いです。
使い続けてると寒い
冷たい水で背中や肩などを冷やすため、屋内など涼しい場所で使い続けると寒いです。
専用バッテリーは常時作動の他に20秒作動45秒停止、20秒作動90秒停止モードがあるので、そちらを使うことで対策できます。
初めて使ったときは使い方がよくわからずにコンビニの中で鼻水が出るくらい寒くなりましたが、屋内では適宜モードを切り替えたり、電源を切ることで快適な涼しさを得ることができます。
専用のチャージボトルが大きくて重い
フルで入れると1Lなので1Kgを超えます。
慣れればきにならないですが、人によっては重たいと感じるかもしれません。
冷却時間は下がりますがチャージボトルに入れる水を半分にするなどの対策が必要です。
チャージボトルは1つ以上追加で買った方が良い
水タンクに500mlのペットボトルを2本入れるのは背中がごろごろするので微妙です。
暑くなった時にアイスマンの氷がないと死活問題になる場合もあるので、できればチャージボトルが2本、暑い場所で使う場合は3本がセットになったものがオススメです。
使用時にリュックを背負えない
水冷服自体がリュックの形をしているため、それ以上何かを背中に背負うことができないです。
自分は仕事用のリュックを前側に使い、水冷服を背中に使うことで対応しています。
逆にするとお腹が冷えて体調を崩します!
結論:現状2024年最強水冷服!弱点もあるけど十分使える!
2024年現在、売り切れも続出している人気の水冷服「アイスマンPRO-X」を今回レビューしました!
いくつかの欠点もありますが、それを超える冷却性能の高さがあります!
個人的にはこのアイテムなしで夏を乗り切るのは難しいと思うくらい助かっています。
アイスマンには3種類ありますが、「アイスマンPRO-X」が圧倒的にオススメです!
もし今年手に入れられないという方でも、来年はもっと改良された商品が出ると予想されますので、楽しみにしていきましょう!
日々の生活によりよいを
ノリ
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